『ONE PIECE』ゾロとシャンクスは戦う運命…！？対の関係が導く【衝撃展開】

現在、四皇の幹部になったゾロ。
そして、四皇のひとりとして君臨する赤髪のシャンクス。
一見、交わることのなさそうなこの二人ですが、実はルフィと黒ひげの“対”の構図のように、後に対立する存在として描かれる可能性があります。
※本記事にはコミックス110巻以降の情報が含まれています。ご了承ください

共通点①

ゾロとシャンクスには多くの共通点があり、まず注目したいのは、両者に共通する他者の技を盗む事を得意としている点です。

シャンクスはかつて、わずか13歳でレイリーやギャバンなど、ロジャー海賊団の誰も真似る事すらできなかったロジャーの技である神避を、見よう見まねで習得しました。

一方のゾロもまた、冒険をする中で他者から盗んだ技を自分のものにしてきました。

ドリー&ブロギーの覇国を見た後、空島で飛ぶ斬撃を使用し、パンクハザードで錦えもんの炎を切る技“焔裂き”を見て盗み、ワノ国で使用しています。

2つ目の共通点は、両者とも悪魔の実を食べていない、もしくはその可能性が非常に高いという点です。

ゾロは悪魔の実を食べていないことが明確に描かれています。シャンクスも同様に、これまでの描写から能力ではなく覇気と剣術のみで戦っているように見えます。

また、元ロジャー海賊団であるシャンクスは世界が海に沈む事を知っている可能性が高く、海が天敵である悪魔の実を食べていないと思われます。

そして、共通点が多い一方で二人の対比もまた随所に描かれています。たとえば、ゾロはイメージカラーが緑なのに対し、シャンクスは赤。

ゾロは左目に傷を負っており目を閉じているのに対し、シャンクスは左目に傷を負いつつも開いています。ゾロの目の傷は1本で刀は3本なのに対し、シャンクスは目の傷は3本で刀は1本。

さらにはゾロが右利きなのに対し、シャンクスが左利きとされるなど、ビジュアルや戦い方の多くが対照的に描かれています。また、ゾロとシャンクスのルフィに対する立ち位置も対象的です。ゾロは最初の仲間として、常にそばにいてルフィの事を見守っています。

対するシャンクスは、ルフィに麦わら帽子を託し、遠くからその成長を静かに見守っています。

この対比の構造は、まるでルフィと黒ひげの関係を連想させます。

ルフィと黒ひげは食べ物の好みが対照的に描かれていたり、太陽の能力を持つルフィに対して、闇の能力を持つ黒ひげ等、対極の要素を併せ持つ存在として物語に描かれ、いずれ対立すると言われています。この事から、構造で描かれているゾロとシャンクスも、同様にいずれ対立する可能性が示唆されています。

では実際に、ゾロとシャンクスが剣を交える日は来るのでしょうか？2人が対立する事があれば、それは四皇による四つ巴のワンピース争奪戦です。ワンピースを四皇全員で奪い合う展開になった場合、ルフィは対照的な存在として、因縁のある黒ひげと戦うことになると考えられます。

一方で、バギーとシャンクスの間には大きな実力差があるため、正面からの戦いは現実的ではないでしょう。そのため、バギーがすぐに敗れるか、シャンクスの仲間になる展開も考えられます。そして、ルフィと黒ひげの戦いにシャンクスが乱入しようとした際、ゾロがそれを阻止。

この流れから、ゾロとシャンクスの激突が描かれる可能性も十分にあり得るでしょう。果たしてその瞬間は訪れるのか。

今後の展開から目が離せません。

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