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「ビザが非常に高額」「永住まで英語テスト3回?」50代で国際再婚し、イギリスに渡った女性の知られざる苦労

  • 2025.5.19

50歳を過ぎて国際再婚し、イギリスの南東部の町に移住したNoriさん。イギリス人の夫Andrewさんとイギリス、ヨーロッパ、日本などを訪れた旅の記録や、イギリスでの日常生活の動画を発信しています。

今回は、YouTubeチャンネル『NORI ODAYAKA IN UK』にある数多くの人気動画の中から『高額費用、手続きの多さ”イギリスに住むって大変/配偶者ビザの準備/車で行く夫婦2週間のイギリスの旅/#8 Durham/国際結婚#50代』をピックアップ!この動画では、Noriさんが国際結婚するまでの手続きを紹介。大変なことも多かったようで…?

イギリスの配偶者ビザ申請は1度では終わらない!

2024年5月に「2週間のイギリスの旅」の最終目的地であるダラムを訪れたNoriさんとAndrewさん。

今回の動画では、そのダラムの映像をバックに、Noriさんが国際結婚するためにイギリスの配偶者ビザ取得に向けてどのように準備を進めたのかが語られています。

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出典元:『NORI ODAYAKA IN UK』(YouTube)

Andrewさんが日本に再来日して二人が東京で会った時、Noriさんは正式にプロポーズされます。その再会は、とても重要な時間になったのだそう。

その後、Andrewさんはイギリスへ、Noriさんは当時住んでいた街に戻り、通常の生活に戻ったと言います。

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出典元:『NORI ODAYAKA IN UK』(YouTube)

結婚が正式に決まったため、約1年後の移住時期に向けて、イギリスの配偶者ビザを取得する準備を始めることに…。そのためには、提出する書類がたくさんあります。

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出典元:『NORI ODAYAKA IN UK』(YouTube)

しかも、配偶者ビザ申請で必要な書類は、それぞれ英語に翻訳しなければいけません。

幸いなことに、2人とも早め早めに行動する性格だったため、手続きを進める上でのチームワークは完璧。Noriさんは「考え方や行動が一致していることは、これからの結婚生活を続ける上で、大事なことの一つだと感じました」と振り返っています。

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出典元:『NORI ODAYAKA IN UK』(YouTube)

そんな2人であっても、移住までのtodoリストを作成してみると、国際結婚や他国への移住は非常に大変なことだと初めて実感したと言います。お互いに初婚ではないため、Noriさん側の離婚受理証明書やAndrewさん側の独身証明書など、追加で必要な証明書がありました。

Noriさんは20年前に東京で離婚していたため、離婚届を提出した区役所に連絡して取得方法を確認する必要がありました。役所の時間は短いので、遠方の地域でフルタイムで働いていたNoriさんにとって、骨が折れる作業だったと言います。

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出典元:『NORI ODAYAKA IN UK』(YouTube)

その後、Noriさんが取得した書類は翻訳会社に依頼し、英語に翻訳。

一方、Andrewさんはイギリスの役所で証明書を取得し、それをNoriさんが翻訳サイトを使って日本語に翻訳して日本の役所に提出したそうです。

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出典元:『NORI ODAYAKA IN UK』(YouTube)

日本の役所に提出する書類の正式なフォーマットはなかったため、インターネットで調べて掲載されていたフォーマットを参考にしたとのこと。

しかも、当時Noriさんが住んでいた街ではこのような事例が初めてだったようで、正しいフォーマットかどうかも分からないまま手続きを進めたと言います。

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出典元:『NORI ODAYAKA IN UK』(YouTube)

また、イギリスの配偶者ビザ申請のための準備する書類は複雑で、申請料も非常に高額だったとのこと。

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出典元:『NORI ODAYAKA IN UK』(YouTube)

そして、もう一つの問題が、Noriさんの英語力を測る試験。最低でもIELTS Life Skills A1の試験に合格しなければいけません。

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出典元:『NORI ODAYAKA IN UK』(YouTube)

そのように離れて申請の準備を進めていた時期は、二人は毎日連絡を取り合い、週末にはテレビ電話を行うなどしてコミュニケーションを取っていたそうです。

時にはAndrewさんから手紙やプレゼントが届くことも!Noriさんは「遠く離れていても、毎日一緒にいるような感覚でした」と話します。

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出典元:『NORI ODAYAKA IN UK』(YouTube)

ちなみに、イギリスの配偶者ビザ申請には更新があり、2年後、さらに2年後と更新しなければいけません。さらに、永住権を取得するまでにはあと2回も英語のテストを受ける必要があり、それに加えてイギリスの歴史に関する難解なテストもあるのだそうです。

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出典元:『NORI ODAYAKA IN UK』(YouTube)

それらの申請には、再び高額な申請料金が必要になるのだとか…。その費用を確保するためにもNoriさんはイギリスで収入を得たいと考えていると言いますが「50代後半にもなると、英語や歴史の勉強、新しい国での生活習慣について行くのは大変です」と話します。

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出典元:『NORI ODAYAKA IN UK』(YouTube)

自身の国際結婚の経験から、異国で暮らすには伴侶の手助けが最も重要だと感じているというNoriさん。イギリスには友達や親類もいないため、助けてくれるのは夫だけだと話します。

そして「Andrewさんがそれを理解してくれる夫であり続けてくれることを願っています」と心境を語ったのでした。

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出典元:『NORI ODAYAKA IN UK』(YouTube)

この動画に寄せられたコメントの反応は?

コメント欄には、次のような声が寄せられていました。

イギリスへ移住するに沢山のハードルを二人で乗り越えられたのですね。素敵です。
国によってかなり手続きなど違うのですね!びっくりしました。

離婚受理証明書や独身証明書が必要だとは驚きです。国ごとの手続きの違いについても勉強になる動画でした!


動画:『高額費用、手続きの多さ”イギリスに住むって大変/配偶者ビザの準備/車で行く夫婦2週間のイギリスの旅/#8 Durham/国際結婚#50代
協力:『NORI ODAYAKA IN UK

Nori
20代社会人の娘と息子がいる母。50歳を過ぎて国際再婚し、イギリスの南東部の町に移住が決まったのをきっかけにYouTubeチャンネル“NORI ODAYAKA IN UK”を開設。イギリス人の夫・Andrewさんとの旅の記録や、初めての海外生活であるイギリスでの日常生活の動画をアップしている。
・Instagram:nori_odayaka_in_uk

※本記事は動画の権利者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています。