「迷惑になるからダメ」「電車はOKでしょ？」　観光地での『動画撮影』ってぶっちゃけどう思う？さまざまな意見も＜海外の声＞

17歳で初めてニュージーランドへの留学を経験し、その後もアメリカ・カリフォルニア、イギリス・ロンドンと、延べ約7年間を英語圏の海外で暮らした華音さん。現在は、世界を旅したり、突撃インタビューをしたりするなど、「英語力」をテーマにした独自の視点で動画を発信しており、そのチャンネル登録者数は35.9万人（2025/04/04時点）と注目を集めています。

今回は、YouTubeチャンネル『華音チャンネル (Kanon)』にある数多くの人気動画の中から『「観光地でTik Tok撮影」は海外では迷惑じゃないの？』をピックアップ！1万回以上再生（2025/04/04時点）されているこの動画では、観光地での動画撮影について、海外ではどう考えられているのかについて紹介しています。

「観光地でのTik Tok撮影」について突撃インタビュー

日本の観光地で問題になっている、迷惑なTik Tok撮影。華音さんは、「日本には人に迷惑をかけないことを第一とする文化がある」としたうえで、海外ではどのように考えられているのかが気になったようです。

そこで今回は、日本に来ている外国人を対象に、観光地でのTik Tok撮影に関するインタビューをすることにしました。

最初にインタビューに答えてくれたのは、カナダのバンクーバーから来たカップル。

華音さんが「観光地でのTik Tok撮影に、日本人の怒りが噴火している」と伝えると、男性は「めちゃ迷惑だと思うよ」と即答します。しかし女性の考えは少し違い「宗教的な場所でなければ、どっちでもいい」という考え方のようです。

有名になった「鳥居で懸垂をする女性」の話をすると、Tik Tok撮影に好意的な女性もさすがにあきれ顔。「他国に行くなら基本的な礼儀はいる」と話しました。

「逃げられる場所のある外や観光地はOK。宗教的（神社や教会など）な場所や電車内での撮影はNG」が、2人の結論のようです。

次にインタビューするのは、大きなカメラを抱えたフランス人の男性です。彼はカメラを使い、東京の町や人を撮影しているそう。

問題になったTik Tok動画を男性に見せる華音さん。どう思ったかを率直に質問しました。

男性は「大道芸など人を楽しませるものならいいが、ただ迷惑をかけるだけならダメ」と回答。「電車は踊る場所ではなく迷惑になるからNG、しかし外ならOK」と説明します。先ほどのカップルと同様「（迷惑から）逃げる場所があるかないか」が重要なようですね。

次にインタビューに答えてくれたのは、日本生まれ日本育ちのブラジル人女性と、小学校4年生から日本で暮らすパキスタン人の男性。英語で会話しているものの、2人とも日本語がペラペラです。

早速Tik Tokの動画を見せると、男性は「（外国人）全員の印象を悪くするからやめて欲しい」「ルールは分からなくても、空気は読める」と語りました。女性も同じ考えで「旅行に来る前に調べておくべき」だと言います。

最後にインタビューしたのは、華やかな着物を着た女性たち。フィリピンからの観光客だそうで、6人程の男性も加わり、大所帯でした。みな、日本を楽しんでくれているようです。

「外国人が電車や観光地でダンス動画を撮っているのをどう思うか」という質問に対し、フィリピンの人たちも「神社でのダンスは失礼にあたるためNGだ」と感じるそう。しかし、電車はOKだと言います。

フィリピンでの様子などを聞いていましたが、テンションが上った皆さんはいきなり歌い出すなど収集がつかない状況に。結局、全員で盛り上がったところで終了となりました。

この動画に寄せられたコメントは？

動画にはたくさんのコメントが寄せられていました。

フィリピン人は陽気ですぐ歌うって聞いてたけど本当やった

文化の違いとお国柄って重要なんですね。日本で育ったお二人の意見が興味深いわ。

どこの国でも、その場の空気を読むってことが大事かもですね！

国の文化って、確かに行かないと分かりませんね〜日本人はやはり、回りの人達に迷惑かけない様に…が普通だし、難しいですね〜沢山の観光客は歓迎なんだけど

国ごとの文化の違いや考え方の違いに驚く声が多かったようです。

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動画：『「観光地でTik Tok撮影」は海外では迷惑じゃないの？』
協力：『華音チャンネル (Kanon)』

華音（かのん）
17歳の時にニュージーランドへの約1年間の留学を経験。その後、ミュージカル俳優を目指してカリフォルニア州の大学へ進学する。ミュージカル活動などを経て、2017年には英国のロンドンに移住し、YouTubeでの動画配信を開始。3年後に帰国し、現在は日本を拠点に活動している。
Instagram：kanon_act

※本記事は動画の権利者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています