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計算スピードがUPする方法、わかる?「78+39−18」→5秒でチャレンジ

  • 2025.5.17
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今回の計算問題は時間と紙さえあれば簡単に解けそうですね。

しかし、もしも時間も紙もない場合はどのように解いていくと良いでしょうか。

制限時間5秒を目安に挑戦してみましょう。計算順序を工夫してみることで、かなり楽に解けるかもしれません。

問題

次の計算をしなさい。
78+39−18

工夫をするために、ある法則を使って解いていきます。

解説

この問題の答えは「99」です。

まずは問題全体を見てみましょう。

「78+39」から計算を始めることになるのですが、繰り上がりがあるので少し計算しにくく感じますね。ですが、「78−18」から先に計算できれば、キリの良い数になるので計算しやすそうですよね。

そんなときに役立つのが、交換法則です。

<交換法則>
・a+b=b+a
・a×b=b×a

交換法則はその名の通り、計算する数を入れ替えても結果は同じになるという法則です。ただし、足し算と掛け算でしか使えない法則なので注意しましょう。

引き算でも交換法則を使いたい場合は「負の数の足し算」と捉えて式変形をします。

  78+39−18
=78+39+(−18)
=78+(−18)+39
=78−18+39
=60+39
=99

キリの良い数字を作ることで、計算がかなり楽になりましたね。

「−18」の部分は「+(−18)」とすることで足し算にすることができます。

同様に、「÷a」という割り算も「×1/a」というように変形することで交換法則を使えるようになります。

まとめ

交換法則を使うことで、計算する数を入れ替えて楽に計算することができます。ただし、交換法則を使うためには足し算か掛け算であることが条件です。

そこで、引き算を足し算に、割り算を掛け算に直す方法も復習しました。キリの良い数になる組み合わせを見つけて、交換法則を使ってみてください。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。    



文(編集):うおうお
数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。


もう1問挑戦!

工夫して10秒で計算してみて!「7+99−7×99÷7」→正しく計算できる?
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