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あなたの暗算力を試そう!「13×19」→5秒でチャレンジ

  • 2025.4.29
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普通は二桁×二桁の計算なら、筆算を書いて計算しますよね。

準備が整っていれば30秒ほどで答えを出せるかと思いますが、今回はもっと時短して5秒以内の回答を目指します。

筆算以外の方法で解いていきましょう。

問題

次の計算をしなさい。
13×19

今回の方法に慣れたら暗算でも計算できるようになります。

解説

この問題の答えは「247」です。時短のポイントは、「分配法則」にあります。

〈分配法則〉
・a×(b±c)=a×b±a×c

13×19はキリが悪く計算しにくい組み合わせなので、カッコを使って19を掛け算しやすい数に分けたいと思います。

19に一番近いキリの良い数はやはり、20なので19=20−1として分配法則を使って計算してみましょう。

13×19
=13×(20−1)
=13×20−13×1
=260−13
=247

最後の引き算が少し戸惑うかもしれませんが、逆にそれ以外は非常に簡単に計算することが出来ましたね。

ちなみに、13を10と3に分けて分配法則を利用する方法でも解くことが出来ます。

13×19
=(10+3)×19
=10×19+3×19
=190+57
=247

こちらの方法だと3×19をスラスラ計算するのが難しいかもしれませんが、最後は足し算なので計算が楽になりましたね。

まとめ

今回は分配法則を使って二通りの方法で複雑な掛け算を計算してみました。

もちろん、自分が解きやすければ、どちらの方法でも構いません。分配法則は大きな数を計算するのに役立つものです。

「計算しにくいな」と感じたときにこそ思い出してみてください。

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。    



文(編集):うおうお

数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。