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「もし家にあったら今すぐ捨てて!」片付け苦手さんが捨てられない“5つのモノ”とは?【プロが解説】

  • 2025.4.19
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

片付けが苦手な方は、無意識のうちにモノを溜め込んでしまい、気づけば家全体が雑然とした状態に。
その原因の一つが、「捨てづらいモノ」への思い込みや迷いです。

今回は、片付けが苦手な方が特に手放しにくい“5つのアイテム”をご紹介します。
あなたの家にも、当てはまるものがあるかもしれません。何となく取ってある、そんなモノから、少しずつ見直していきましょう。

意外と多い!「捨てられないモノ」が片付かない原因に

“使っていないのに捨てられないモノ”は、部屋が散らかる大きな原因になります。
「いつか使うかも」「もったいない」「大切な思い出だから」——そんな思いが、整理の第一歩を止めてしまっていることも。

1. 使っていないけれど、まだ使える家電・ガジェット

壊れてはいないけれど、もう何年も使っていない家電製品や古いスマホ、キッチン家電など。
これらは収納スペースを大きく圧迫する“隠れた負担”になりがちです。最新モデルに買い替えているなら、古い機器は手放すチャンス。「まだ使える」は、「使っている」とは別。今の暮らしに本当に必要かを基準に見直してみましょう。

2. もらったけれど使っていない食器やマグカップ

プレゼントでもらったものや記念のカップなど、「せっかくだから…」と取っておきがちなアイテム。
けれど実際には使わず、棚の奥で眠っていませんか?使っていないものを減らせば、お気に入りがもっと使いやすくなるという利点も。「使っていない」「今の自分に合っていない」と思えるものから、手放してみましょう。

3. 思い出のあるモノ

学生時代のノートや手紙、旅行の記念品、古い服…。
思い出が詰まっていて捨てづらいのは当然です。ですが、多くの場合は「取ってあるだけで見返さない」ことがほとんど。本当に残したいものは写真に収めたり、保管スペースを決めたりして、感情と空間の整理を両立させましょう。

4. 取扱説明書・保証書・レシートなどの紙類

「いつか必要になるかもしれない」と思ってしまいがちな紙類。
けれど、今は多くの説明書がネットで確認できますし、レシートも長期保存する必要があるものは限られています。定期的に見直して、残すもの・処分するものの基準をつくることで、紙類の管理がぐっとラクになります。

5. “まだ使える衣類や靴

「痩せたら着たい」「高かったから手放せない」——
でも、今の自分のライフスタイルに合っていないなら、それは“使っていないモノ”かもしれません。季節ごとにクローゼットを見直し、“今の自分”に似合う服や靴を残すことで、日々の身支度も快適に変わっていきます。

まとめ

片付けが苦手な方がつまずきやすいのは、「捨てたいけど捨てられない」という気持ちの壁。
でも、片付けとは“捨てること”ではなく、“今を大切にするモノ”を選ぶことです。感情や過去に縛られすぎず、今、使っているか・必要かを基準にしてみると、驚くほど判断がラクになります。今回ご紹介した5つのアイテムの中で、心当たりのあるものがあれば、まずは一つ手に取ってみてください。きっと、モノだけでなく心も軽くなり、スッキリとした空間と暮らしやすさが手に入りますよ。


監修:ネクストイノベーション株式会社 鈴木 晴江
” 日本唯一のインテリアソムリエ®空間をデザイン&スタイリングするインテリアデザイナー ”