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やってる人多いけど…やめた方が片付きます! 実は散らかりやすい“5つのNG収納”とは?【プロが解説】

  • 2025.4.16
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出典元:photoAC(※画像イメージです)

「ちゃんと収納しているはずなのに、なぜか片付かない」「片付けてもすぐに散らかってしまう」——そんな悩み、実は“モノの収納方法”に原因があるかもしれません。

一見整って見えても、実は使いにくく散らかりやすい“NG収納パターン”に陥っていることは少なくありません。無意識にやりがちなNG収納のクセを5つご紹介します。当てはまるものがあれば、ぜひ今日から少しずつ見直してみてくださいね。

知らず知らずのうちにやっているかも?NG収納パターン

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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

収納の見た目を整えることにばかり意識が向くと、実際の使いやすさや片付けやすさが損なわれてしまうことがあります。
ここでは、片付けが苦手な人がやりがちな“NG収納の落とし穴”を5つご紹介します。

1. 空いている場所にとりあえず入れてしまう

「とりあえず見えなければ片付いたように見える」と、空いた引き出しや棚にモノをポンと入れてしまうこと、ありませんか?
こうした“とりあえず収納”は、後になってモノの所在がわからなくなる原因に。
使用頻度やカテゴリごとに定位置を決めて収納するのが、片付けやすさの基本です。

2. 収納グッズを増やしすぎてしまう

おしゃれな収納ケースやボックスをつい集めたくなりますが、グッズが多すぎると管理が複雑化します。
中身を忘れてしまったり、収納が“隠すだけ”になってしまったりすることも。
収納は「増やす」より「見直して減らす」が原則です。

3. 一箇所に詰め込みすぎる

「この棚に全部収めたい」と思って、モノをぎゅうぎゅうに詰め込んでいませんか?
出し入れしにくい収納は、結局“使わなくなる”原因に。
収納は7割程度にとどめて“余白”をつくることで、使いやすさが格段に上がります。

実は効率を下げてしまう収納の落とし穴

NG収納パターンは、見た目が整っているようでも、実際には使いづらさ・戻しにくさにつながっていることがよくあります。
ここからは、さらに収納の効率を悪くする2つのクセをご紹介します。

4. “なんとなくでモノを分類する

分類があいまいな収納も、片付けにくさの原因に。
たとえば「文房具」「雑貨」などざっくりしたカテゴリーでまとめてしまうと、どこに何があるかわからなくなってしまいます。
使うシーンや種類ごとに細かく分けて、ラベルなどで見える化する工夫を取り入れてみましょう。

5. 使う場所と収納場所が離れている

「キッチンで使う道具がリビングにある」「充電器が寝室にしかない」など、使う場所と収納場所が一致していないと、片付けが面倒になりがちです。
収納は、“使う場所のすぐそば”にあることが、自然と片付けが続く秘訣です。

まとめ

片付けとは、ただ「モノをしまう」ことではなく、「必要なものを、使いやすく管理すること」です。
収納の仕方をほんの少し見直すだけで、暮らしは驚くほどラクになります。

今回ご紹介したNG収納パターンは、誰でも一度はやりがちなものばかり。「全部当てはまってる…」という方も落ち込まず、できるところから1つずつ見直していけば大丈夫です。

収納は“見た目”より“使いやすさ”。
暮らしにフィットする仕組みを整えて、散らかりにくく、戻しやすい収納を目指しましょう。


監修:ネクストイノベーション株式会社 鈴木 晴江
” 日本唯一のインテリアソムリエ®空間をデザイン&スタイリングするインテリアデザイナー ”