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「もし家にあったら今すぐ捨てて!」散らかりやすい部屋にありがち…“溜め込みアイテム”とは?【プロが解説】

  • 2025.4.13
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

「片付けても片付けても、なぜかスッキリしない……」そんな風に感じたことはありませんか?実はその原因、多くは“使っていないけど捨てづらいモノ”を抱え込んでいるせいかもしれません。気づかないうちに「いつか使うかも」で取っておいたモノが、収納の中に溜まり、スペースを圧迫してしまっているのです。

今回は、そんな“溜め込みアイテム”の中でも、特に多くのご家庭で見かける6つをピックアップ。「片付けなきゃ」と気負う前に、まずは“見直すだけ”でもOKです!
気持ちの整理にもつながる、小さな一歩を一緒に踏み出してみませんか?

思わず溜まりがち…でも、手放せばもっとラクになるアイテムたち

どれも、「そういえばあるかも」と思えるものばかり。
まずはチェックリスト感覚で、気楽に読み進めてみてくださいね。

1. 古い紙袋・ショップ袋
オシャレなショップの紙袋、「何かに使えるかも」とつい取っておきがち。
でも実際は使わないまま奥にしまい込んでいませんか?大・中・小とサイズ別に
“必要な数だけ残して、あとは手放す”。それだけで収納スペースがぐっと軽やかになりますよ。

2. 使っていない家電・ガジェット
壊れてはいないけど、最近は出番が少ないトースターや加湿器などの家電や古いスマホ類…。「いつか使うかも…」は意外と来ないものです。
最新機器に置き換わったものは、動作確認をした上で、譲渡や処分を考えましょう。

3. 増えすぎたマグカップや食器類
いただきものや記念で増えていくマグカップ類。
「使うのは決まった数個だけ…」という方も多いのでは?お気に入りを活かし、食器棚を使いやすくするためにも、使用頻度の低いものは手放してみましょう。

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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

気づかないうちに“モノ持ち”になっているかも?

一見スッキリ見えていても、引き出しや棚の奥に“眠ったモノ”が潜んでいることも。
ここからは、そんな「隠れたモノだまり」を引き起こしやすいアイテムたちです。

4. 期限切れの書類・取扱説明書
「いつか必要になるかも」と手放せない紙類。
けれど今は、ネットで取扱説明書を確認できるものも増えています。
保証書付きのものや重要書類にしぼり、ファイリングやBOX収納で“残す書類のルールを決めるとスッキリとまとまり必要な時の取り出しもスムーズです。

5. 着ない服・くたびれた衣類
「痩せたら着たい」「いつか着るかも」と思いながら手放せない服。
でも今着ていないなら、それが答えかもしれません。
季節ごとに見直して、着ない服はリサイクルや処分を。“今の自分に合う服”だけを残していくと、クローゼットも気持ちも軽くなります。

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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

6. ノベルティグッズ・試供品
もらったサンプルや販促品、気づくと引き出しにどっさり…なんてことも。
「もったいない」より「今の暮らしに合っている?」を基準に、判断してみましょう。
必要な方に譲ったり、感謝して手放すのも選択肢です。

まとめ

片付けのコツは、「今使っているかどうか」でモノを見ること。手放すことで、本当に大切なモノが引き立ち、暮らしやすさもアップします。ご紹介した6つのアイテム、気になるものがあったら、まずは1つずつ始めてみましょう。使っていないモノから順に手をつけていくことで、少しずつ身の回りが整い、それぞれのスペースが自然とスッキリしていきます。

片付けが進むごとに、お部屋が整い、達成感が生まれ、心も軽くなるのを感じられるはず。
今の暮らしに合うモノだけを選び取り、心地よい空間づくりの第一歩を、今日から始めてみてくださいね。


監修:ネクストイノベーション株式会社 鈴木 晴江
” 日本唯一のインテリアソムリエ®空間をデザイン&スタイリングするインテリアデザイナー ”