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「新幹線が停電したんだけどさ…」まさかの“珍原因”にツッコミ続出、なぜ?「マジかよ、許さん」「ほんとに怖い話」

  • 2025.5.1
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出典:photoAC(画像はイメージです)

新幹線のダイヤが乱れると、多くの人の予定が狂ってしまうものです。特に仕事や大切な約束がある場合は、遅延のお知らせに胸が締め付けられる思いをした経験がある方も多いでしょう。そんな中、先日4月30日に発生した新幹線の停電トラブル。その原因として公式に発表されたのは、なんと「ヘビによるショート」という驚きの事実でした。この意外すぎる原因に、SNS上では様々な反応が寄せられています。

「ヘビがショートを…?」思わず目を疑った驚きの公式発表

先日4月30日、東海道新幹線で発生した停電トラブル。JR東海によると、岐阜羽島駅~米原駅間で停電が発生し、電力設備点検のため各列車に遅れが生じたとのこと。そして驚くべきことに、停電の原因は「線路内の架線の上部でヘビによるショートが発生したため」と公式に発表されました。

一般的に鉄道の架線トラブルというと、強風や雷、積雪などの自然現象や、物が飛んできたケースなどが想定されますが、「ヘビ」という意外な生物が原因となるケースは珍しく、多くの人が驚きを隠せない様子でした。

世の中が便利になってもヘビ一匹で…

この珍しい停電原因について、SNS上では様々な反応が寄せられました。

ヘビ一匹で大混乱…

  • こんなに世の中が便利になっても蛇1匹で人間は大混乱するんか
  • どうやってヘビが新幹線の電線に行くんじゃろ
  • 大きなヘビだったんかな

ヘビさん気をつけてくれ

  • 巳年だけに
  • 久々に聞いたな
  • へびさん気をつけてくれ

こういうケースに備えてゆとりを持ちたい

  • こういうの有るからなるべく前日から出発しときたい気持ちになる

こうした声からは、思わぬ形で交通インフラが麻痺することへの驚きの他にも、予定が狂うのは困るけど、理由を聞いたらツッコまずにはいられない、そんな気持ちが伝わってきます。

動物による電気設備トラブル、意外とよくあるが…

実は、動物が原因で電気設備にトラブルが発生するケースは世界中で報告されています。リスやネズミなどの小動物がケーブルをかじったり、鳥が高圧線に触れたりすることで、局所的な停電が起きることがあります。

九州電気保安協会によると、以下のようなケースが多いようです。

電気事故の原因を引き起こす小動物の多くは、ヘビ・ヤモリ・ネズミ・鳥などで、ケーブル引込口や引出口、通気孔、腐食した破損箇所などから高圧受電設備内に侵入します。高圧機器の充電部に触れると、短絡事故※1や地絡事故※2によりお客さま施設の停電が発生する恐れがあります。場合によっては、お客さま施設だけでなく、周辺一帯を停電させる「波及事故」に至る可能性もあります。私の経験では、草むらに設置したキュービクルではヘビやヤモリ、ムカデの侵入、飼料工場などではネズミの侵入が多く、季節としては小動物の活動が活発な春から秋にかけて事故が多いと感じます。

出典元:九州電気保安協会 QDH -でんきLIFE-<公式>

しかし、今回のように新幹線という国の重要インフラがヘビ一匹でダウンしてしまうケースは珍しく、改めて自然と人間の創り出したシステムとの関係性を考えさせられる出来事でした。

まとめ

ヘビが原因で新幹線が停電するという意外な出来事。その公式発表に多くの人が驚きと戸惑いを隠せない様子でした。

どんなに高度な技術システムも、時に予測できない形で自然の影響を受けることがあります。今回の出来事は、私たちが当たり前のように利用している交通インフラの脆さを垣間見せると同時に、自然との共存の難しさを改めて感じさせるものでした。

皆さんは、もし旅行や出張の際に「ヘビによる停電で列車が遅れています」というアナウンスを聞いたら、どんな反応をするでしょうか?