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他にあったの?「河岸」は「かわぎし」以外に何と読む?読めたらスゴい難解漢字の正解

  • 2025.3.22

皆さんは「河岸」という漢字を読めますか?

「え、それ簡単じゃない?」「これって難読漢字なの?」

そう感じた方も多いかもしれません。
ですが今回は、一般的な読み方とはちょっと違う、“ツウな読み方”をご紹介します!

みなさんは、この言葉を“正しく”読めるでしょうか?

「河岸」の意外な読み方とは?

「河岸」といえば、「かわぎし」や「かがん」と読むのが一般的。

ですが、実はもうひとつ、知る人ぞ知る読み方があるんです。

今回ご紹介するのは、「船から荷物を上げ下ろしする場所」や「川沿いにある市場」などを意味する場合の読み方。ヒントは“二文字”です!

思い浮かびましたか?

正解は「かし」でした!

そう、「河岸」は「かし」とも読むんです。

聞き慣れない方もいるかもしれませんが、実は歴史ある日本語のひとつなんですよ。

「河岸(かし)」の意味は?

「かし」には以下のような意味があります。

1 川の岸。特に、船から荷を上げ下ろしする所。
2 川岸に立つ市場。特に、魚市場。
3 飲食・遊びなどをする場所。
4 「河岸見世」の略。出典:松村明監修、池上秋彦・金田弘ら編集『デジタル大辞泉』(第二版)、小学館(2012年11月2日発行)

つまり、「河岸(かわぎし)」が指す「川の両岸」という意味とは少しニュアンスが異なり、商いや遊びの場としての意味合いが強いのが特徴です。

ちなみに、「魚河岸(うおがし)」という言葉も、2の意味から生まれた表現です。さらに、3の意味に関連して「河岸女郎(かしじょろう)」や「河岸狂い(かしぐるい)」といった言葉もあります。

まとめ

いかがでしたか?

「河岸」は「かわぎし」「かがん」だけでなく、「かし」とも読むことができるんです。

ちょっとした読み方の違いが、その言葉の背景や歴史を教えてくれることもありますよね。
これを機に、漢字の奥深さにぜひ触れてみてください!