算数ではさまざまな単位の計算方法を学習しました。リットルや平方センチメートルなどがありましたが、苦手な人が多いのは速さにまつわる計算ではないでしょうか。
「きはじ」などで習った速さについての計算方法を復習していきましょう。
問題
次の問いに答えなさい。
分速90mで20分歩いた距離を求めなさい。
単位をしっかりと確認していきましょう。
解説
この問題の答えは「1800m」です。重要なポイントである「きはじ」の内容を確認していきましょう。
〈距離・速さ・時間の関係〉
・距離=速さ×時間
・速さ=距離÷時間
・時間=距離÷速さ
きっと一度は目にしたことのある以下の図も、合わせて振り返っておきましょう。
問題で問われている単位をしっかりと確認してから、どの公式に当てはめるべきかを考えます。
今回は、距離を問われているので「距離=速さ×時間」で求めることができますね。
90×20
=1800
分速90mに対して20分なのでこの1800の単位はmになるはずですね。
まとめ
「きはじ」ではなく、「はじき」や「みはじ」と習った方もいるかもしれません。どのパターンでも正しく解ければ大丈夫です。
今回のポイントである「距離・速さ・時間の関係」はとても重要なので、忘れないようにしておきましょう。
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):うおうお
数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。
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