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“引退目前”の覚悟…なぜグラドルから『国民的スター女優』になったのか?【代役から大成功した女優】木村拓哉も絶賛するワケ

  • 2025.4.9

ドラマや映画では、とある事情によって代役が用意されることもあります。元々出演予定ではなかったものの、代役を務めたことで大成した方も少なくありません。今回は、そんな“代役”から大成功を収めた俳優・女優5名をセレクトしました。

本記事では第5弾として、綾瀬はるかさんをご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

彼女のいない世界に意味はない…“代役”から大成功を収めた俳優・女優

(C)SANKEI
  • 作品名:ドラマ『世界の中心で、愛を叫ぶ』
  • 放送期間:2004年7月2日~9月10日
  • 役名:廣瀬亜紀

あらすじ

片山恭一の同名小説を原作に、脚本・森下佳子で実写ドラマ化。

1987年、高校生の通称・サクこと松本朔太郎(山田孝之)の担任教師が病気で亡くなりました。葬儀に参列したサクは、雨に打たれながらも弔辞を読み続ける同級生の廣瀬亜紀(綾瀬はるか)に傘を差し出します。

葬儀での出来事をきっかけに、サクと亜紀は親しくなります。ウォークマンでメッセージを交換しながら、惹かれ合っていった2人は付き合うことに。しかし、亜紀は急性白血病を患い、余命わずかであることを知るのでした―。

役作りで丸坊主に…“代役”から大成功・綾瀬はるか

ドラマ『世界の中心で、愛を叫ぶ』は「セカチュー」の愛称で人気を呼び、テレビドラマ以外にも映画やラジオドラマなど、さまざまなメディアで制作されました。そんな本作で、ヒロインの廣瀬亜紀を快演した綾瀬はるかさん。しかし、本来の亜紀役は綾瀬さんではなく、石原さとみさんが出演する予定だったそうですが降板。

結果、オーディションを通じて綾瀬はるかさんが抜擢され、見事に亜紀役を演じ切りました。綾瀬さんが実際に“スキンヘッド”にするという驚異の役作りで話題を集めましたが、Xなどでは「結果論だけど、廣瀬亜紀は綾瀬はるかハマり役だわ」「綾瀬はるかの演技上手すぎてマジやばい」など賞賛の声が多数上がっています。

グラビアアイドルから大物女優へ…綾瀬はるかの今後の活躍にも要チェック!

ドラマ『世界の中心で、愛を叫ぶ』の放送当時、綾瀬はるかさんはグラビアをメインに活動していました。引退を考えていた事も明かしていましたが、本作への出演をきっかけに女優としての才能が世間に知れ渡ります。結果、徐々に女優としての仕事が増えていきました。

共演経験のある木村拓哉さんは、もともと台本になかった演出で魅せた綾瀬さんの演技に「綾瀬はるかという俳優はさすがだなと思った」と絶賛。そのアドリブ力とトップ俳優をも称賛する見事な演技は、まさに国民的女優の名にふさわしいのではないでしょうか。

今や数々の映画賞やドラマ賞を受賞する大物女優となった女優・綾瀬はるかさんの、今後の活躍に期待が高まります


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です。