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母親「グレるようなことは絶対に許さん!」父親が失踪…超一流俳優が歩んだ“壮絶”すぎる過去【極貧のなか大成した俳優】

  • 2025.4.15

今や大物俳優として大活躍している俳優の中には、実は若い頃にとても貧乏だった方も少なくありません。今回は、そんな“極貧だった”けど、主役級に大成した俳優5名をセレクトしました。

本記事では第5弾として、沢村一樹さんをご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

1996年に俳優デビュー!沢村一樹の経歴は?

(C)SANKEI
  • デビュー:1996年
  • 代表作:ドラマ『DOCTORS〜最強の名医〜』

経歴

鹿児島県で生まれた沢村一樹さんは、20歳のときに上京し、ファッションモデルとして活躍します。元々俳優を目指していた沢村さんは、1996年にドラマ『松田のドラマ』で俳優デビューを果たしました。

その後、ドラマ『浅見光彦』シリーズで主演を務めたことで俳優としての知名度が大きく向上。また、バラエティ番組へも多数出演し、さらに多くの人に親しまれる俳優となります。もちろん演技の面においても、その表現力の高さから数々の話題作に出演し、インパクトを残しています。

沢村一樹の代表作!ドラマ『DOCTORS〜最強の名医〜』の魅力とは…?

沢村一樹さんはドラマ『DOCTORS〜最強の名医〜』で、主人公・相良浩介役を演じました。本作は、天才外科医ながら恐ろしい二面性を持った相良を中心に描く医療ドラマ。ドラマはシーズン3まで制作され、スペシャルドラマも4作が放送されるなど、大人気作となりました。

そんな本作の見どころは、医療ドラマながらコメディ要素が強い部分です。沢村さん演じる相良と高島政伸さん演じる森山卓との掛け合いが面白く、作中クスっと笑えるシーンが多数あります。視聴者の間でも、「沢村一樹さんがかっこいいし、めちゃめちゃ面白いキャラだったのが見やすかった」「沢村さんがサイコパスみのある凄腕ドクター役で面白かった」など、コメディ色の強い医療ドラマとして高く評価するコメントが見られました。

壮絶な幼少期・下積み時代を過ごした、沢村一樹の今後の活躍にも要チェック!

人気俳優としての地位を不動にした沢村一樹さんですが、幼少期に両親が離婚し、父親はそのまま姿をくらませてしまったことで苦労もあったそう。沢村さんは当時の事を振り返り「“父親が家にいないからってグレるようなことは絶対に許さん!甘えは厳禁!”と口癖のように言う母で、そういう厳しさも含めて、いつも愛情を注いでくれました」と母親に対する感謝をインタビューで述べています。

また、57歳の若さで他界した父親の葬儀には参列しなかったものの、そのことへの後悔もあり、お墓を立てたと明かした沢村さん。「命日はできるだけ帰るようにして、2~3時間ぐらいかけて墓参りをしています」と語り、父親への親孝行についても明かしました。

そして、俳優になるために鹿児島から上京した沢村さんですが、その際の資金もわずか19万円。上京後は友達の家に住む予定でしたが連絡が取れず、公園で野宿をして凌いだこともあるのだとか。

そんな極貧時代を乗り越え、大物俳優となった沢村一樹さんの今後の活躍に期待が高まります


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です。