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あまりにも悲惨…【悲劇のヒロインがハマり役の女優】12歳で人生のドン底を熱演した“天才子役”に→視聴者「格が違う」

  • 2025.3.31

映画やドラマには、思わず感情移入してしまう“悲劇のヒロイン”が多く登場します。今回は、そんな“悲劇のヒロイン”役がどハマりしている女優5名をチョイスしました。

本記事では、第5弾の安達祐実さんをご紹介。安達さんが演じた、人生のどん底で懸命に生きる子どもとは……?

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

波乱に満ちた人生を歩む子どもの物語…“悲劇のヒロイン”役がどハマりしている女優・安達祐実

(C)SANKEI
  • 作品名:ドラマ『家なき子』
  • 放送期間:1994年4月16日~7月2日
  • 役名:相沢すず

あらすじ

エクトール・アンリ・マロの同名児童文学作品をオマージュし、脚本・高月真哉いとう斗士八で日本テレビが制作したテレビドラマ。

小学6年生の相沢すず(安達祐実)は、酒浸りの養父・悟志(内藤剛志)から暴力や暴言を浴びせられる日々を過ごしていました。さらに、貧乏な家庭状況であったために小学校のクラスメイトからも冷たい扱いを受けます。そのため、すずは重い病で入院中の母・陽子(田中好子)にしか心を開けない状態でした。

生活費や母の手術費用を工面するべく、盗みなどの悪事を働くすず。そんなある日、すずは一時帰宅した母に暴力を振るう悟志を殺すため、アパートに火をつけます。こうして、住む家が無くなったすずの波乱万丈な人生がスタートするのでした―。

同情するなら金をくれ…!ドラマ『家なき子』で可哀想すぎる人生を歩む子どもを熱演!※ネタばれあり

ドラマ『家なき子』では、波乱に満ちた人生を歩む子ども・すずを演じた安達祐実さん。本作品は平均視聴率22.5%を獲得し、「第1回ザテレビジョンドラマアカデミー賞」でも最優秀作品賞を含む4部門で賞を獲得しました。

そんな傑作が生まれた大きな要因の1つに、安達さんの演技力が挙げられます。当時12歳ながら、人生のドン底にいるような表情や大人たちに向ける冷たく鋭い目つきは圧巻の一言

特に、担任の先生に涙を浮かべながら言い放った「同情するなら金をくれ!」というセリフは、そのインパクトの強さに1994年の「新語・流行語大賞」に選ばれるほどでした。

家なき子での安達さんの演技に対し、「安達祐実の演技力凄すぎて見入ってしまう…」「ドラマ映画漫画で泣かない私が唯一泣いたのは安達祐実の家なき子 天才子役として格が違う 今でもかわいいとか反則」のような高評価のコメントが数多く寄せられていました。

体当たりな演技も披露!安達祐実の今後の活躍も要チェック!

ドラマ『家なき子』の高い演技力で、一世を風靡した安達祐実さん。その後、ドラマや映画に引っ張りだことなった安達さんは、着実に大物女優としての地位を確立します。映画『花宵道中』では体当たりな演技を見せ、多くの視聴者を驚かせました。

今後も、安達さんの“圧巻の演技力”に注目しましょう!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です。