どこから計算するのが正解？「10−4×2+3」→5秒でチャレンジ

計算問題はただ解けるだけではなく、スピードも意識することが重要です。

今回は5秒以内を目指して計算問題を解いていきましょう。

普段は解ける問題でも時間制限があると間違えてしまう可能性があります。そうならないために、解き方をしっかり定着させていきましょう。

問題

次の計算をしなさい。
10−4×2+3

焦って「10−4」を先に計算してはいけませんよ。

この問題の答えは「5」です。

計算問題は素早く解きたい時こそ、焦らずに問題全体を見渡すことが重要です。すると、引き算・掛け算・足し算が含まれていることが分かります。

今回のように異なる種類の演算記号がある場合は、その計算順序に注意をしなければなりません。

＜注意しなければいけない計算順序＞
・掛け算と割り算の計算を先に行う。
・次に、足し算と引き算の計算を行い、答えを出す。

では実際に解いてみましょう。まずは掛け算の計算からですね。

＜掛け算の計算＞
4×2
=8

残りの計算もして答えを出していきましょう。

＜足し算と引き算の計算＞
10−4×2+3
=10−8+3
=2+3
=5

これで計算は完了しました。

5秒以内に解くことはできたでしょうか。正しい答えを出すためには計算順序を守らなければいけません。掛け算・割り算→足し算・引き算の順を必ず守りましょう。

計算順序を定着させておけば、時間制限があっても間違えることは少なくなりますよ。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。

文（編集）：うおうお
数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。

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