計算問題にカッコが入っているとを、ややこしく感じませんか? 小学校で習っていた計算ですが、大人になるとあまり計算問題に触れないため、忘れてしまっているかもしれません。計算の仕方を復習して、思い出しておきましょう。
問題
次の計算をしなさい。
14+(6−3)×2÷3
カッコをどのように計算したら良かったでしょうか。
解説
この問題の答えは「16」です。
基本的に計算問題では、「掛け算と割り算→足し算と引き算」の順に計算しましたが、カッコが含まれている場合はどのような順に計算するのでしょうか。
<カッコがある計算の順序>
(1)カッコの中を計算する。
(2)残りの計算を掛け算・割り算→足し算・引き算の順に計算する。
※カッコの中も掛け算・割り算→足し算・引き算の順に計算する。
では、計算を進めていきましょう。
14+(6−3)×2÷3 ←カッコの中を計算する
=14+3×2÷3 ←掛け算・割り算→足し算の順に計算する
=14+6÷3
=14+2
=16
これで答えを出すことができました。計算順序について、しっかり思い出しておきましょう。
まとめ
カッコを含む計算問題は、学校では多く出題されます。まずは、カッコの中を最優先に計算して、残りの計算を進めていきます。
カッコの中・外に関わらず、「掛け算・割り算→足し算・引き算」の順を守るようにしましょう。
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):うおうお
数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。
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