商品にちょっとした一言があるだけで、購買意欲が増すことがありますよね。
パッケージに書いてあるキャッチフレーズやお店のポップは、その代表的なものかもしれません。
今回紹介するのは、海外のSNSで投稿された「とあるコーヒーショップで購入したコーヒー豆」のパッケージです。こちらも「ちょっとした一言」があるおかげで、手に取った時の印象がただのコーヒー豆以上に素敵なものとなっていました。
コーヒーを愛する人ならきゅんとくるような粋な計らいです。
このカード1枚が素敵
買ったコーヒー豆に、焙煎中に聞いていた音楽について書かれたカードがついていた。
アメリカ合衆国の掲示板型ソーシャルニュースサイト「Reddit」に、「コーヒー豆のパッケージの写真」が投稿されました。
パッケージには「トム・ぺティーのアルバム『フルムーンフィーバー』を聞きつつ焙煎したものです」と一言書かれたカードがついています。ちなみに、お店の名前に「Vinyl Coffee」と記載されていますが、Vinyl(ビニール)は「レコード盤」の意味です。
コーヒー豆の香りとレトロなレコードがある空間が想像できますね。
この写真に対して実際に寄せられたコメントを一部紹介します。
ところで音楽を聴いてたのはどっち?
これは店主が聞いてた曲なのか、それともコーヒーの豆たちが聞いていた曲なのか。
特別なものってお高いんでしょ?
なんかこのコーヒー豆、通常よりも高いんだろうなって気がする。
味もデザインも最高です!
ここで焙煎したコーヒー豆は大好きだよ!
地元にあるんだけど、コーヒーはすごくおいしいんだ。
ネットで話題になっていて嬉しい!
これはすごいね。なぜか釘付けになってしまうよ。
ロゴも素敵!
自分の手元に届くまでが想像できると楽しいよね
リップクリームが梱包されていたとき「こんな曲を聞いてました!」っていうカードと一緒に送られてきたことがあるよ。
さらに「踊ってました!」「歌ってました!」「エアドラムしてました!」を記入する欄まであった。
シュールなつっこみ
「ビニール(レコード盤のこと)コーヒー」っていう名前だけど、多分コーヒー豆に聞かせてたのはアイフォンとかインターネットからの音楽だと思うんだ。
アーティストが気に入らなかったら返品していいの?
背景が想像できるのって素敵
コーヒーと音楽を結びつけるこのカードのアイデアは、とても素敵ですね。
コーヒー豆にこだわりのあるようなカフェで店主がお気に入りの曲をレトロなレコードで流す風景に風情を感じるように、焙煎中に音楽が流れているのを想像すると他のコーヒー豆とは違う特別感があります。
自分が好きなアーティストの名前がカードに書かれていたら嬉しくなりそうです。知らないアーティストだとしても、コーヒーを自宅で楽しんでいるときに同じ音楽を聞きたくなります。
コーヒー屋さんの粋なアイデアに心が温まる投稿でした。
出典:Reddit(The coffee I got came with a card saying what they were listening to when roasting)
取材協力: Bacon_Cats_and_Safesさん(https://www.reddit.com/user/Bacon_Cats_and_Safes/)