「なんでそんなことしないといけない」上沼恵美子がキッパリ拒否！破天荒すぎた【レジェンド芸人の頼み事】とは？

鋭いツッコミと歯に衣着せぬ物言いで、長年お茶の間に愛されてきた上沼恵美子さん。今ではテレビ界の“ご意見番”的存在として知られていますが、若手時代には数々の大御所たちとの忘れられないエピソードがあったようです。

2025年3月16日に放送された読売テレビ系『上沼・高田のクギズケ！』では、ゲストとのトークテーマとして“断り切れなかった頼み事”が取り上げられました。そこで上沼さんが語ったのは、かつて漫才コンビ・海原千里・万里として活動していた若かりし頃、ある大物芸人からの“破天荒すぎる頼み事”に毅然と立ち向かったというエピソード。

相手は、伝説的ともいえる“破天荒キャラ”で知られた人物。さて、上沼恵美子さんが「だれに言うてるんですか」と一喝した、その芸人の名前と驚きの内容とは一体？

上沼恵美子さんがキッパリ言い放った、破天荒すぎた大物芸人の頼み事とは？

さてここでクイズです！

上沼恵美子がキッパリ言い放った、破天荒すぎた大物芸人の頼み事とは？

ヒント…

①やすし・きよしとして一世を風靡した名コンビのひとり

②若手時代の上沼さんを楽屋に呼び出して“とんでもないお願い”をした

「ちょっと手伝いに行ってくれへんか？」

答えは…横山やすしさんです！

上沼恵美子さんが語った相手は、かつて漫才コンビ・やすし・きよしとして活躍し、破天荒キャラでも知られた伝説の芸人、横山やすしさんでした。

エピソードは、上沼さんが海原千里・万里として活躍していた若手時代にさかのぼります。ある日、なんば花月の楽屋に呼ばれた上沼さん姉妹。緊張しながらあいさつをすると、横山さんから突然こう言われたといいます。

「オレの知り合いがスナック、今日開店やねん。女の子が足りないから、ちょっと手伝いに行ってくれへんか？」

「だれに言うてるんですか。」

突然の“スナック手伝い”というお願いに、姉の万里さんは戸惑いを隠せなかったそうですが、妹の恵美子さんは毅然とした態度でこう返したといいます。

「なんでそんなことしないといけないんですか？ 私らは漫才を志しているわけで、スナック手伝いになんで、いかなあかんのですか。だれに言うてるんですか。吉本に所属してるわけでもないし！」

このキッパリとした断りに、横山さんも驚いた様子で「悪かったな。たいしたもんやな」と感心したそうです。

エピソードを知るとより好きになるかも

この一件以降、横山やすしさんは上沼恵美子さんに対し、「あの妹は気が強いけど、漫才の腕は確かやで」と一目置くようになったといいます。

どんなに有名な相手であっても、自分たちの信念を貫く――若き日の上沼さんが見せたその強さこそが、上沼さんを現在の“お笑い女王”にまで押し上げた理由のひとつなのかもしれません。

破天荒な大御所と、新人芸人との攻防。その裏には、芸を愛し、本気で向き合ってきた者同士だからこそ生まれた、深いリスペクトがあったようです。