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「1回500円で匂いかがせてやる」高校時代に起きた屈辱的な過去も…ROLANDがホストになった“キッカケ”とは?

  • 2025.3.24
(C)SANKEI

華やかなホスト業界のカリスマとして知られるROLANDさん。実業家としても成功を収め、多くの名言を生み出してきたROLANDさんですが、意外なことにホストの道へ進むきっかけは、高校時代のある出来事にあったといいます。

2024年11月12日深夜放送のTOKYO FM『TOKYO SPEAKEASY』に出演した際、ROLANDさんは、ホストになった理由について赤裸々に語りました。その発端となったのは、なんと駅に落ちていたピンクのハンカチだったのです。

一体、そのハンカチがどのようにしてROLANDさんの人生を変えたのでしょうか?

ROLANDがホストになったキッカケとは?

さてここでクイズです!

ROLANDさんがホストになったキッカケとは?

ヒント…

①高校時代、女子と関わることが禁止されていた

②それを巡るビジネス的なやりとりが、人生観を変えた

「1回500円で匂いかがせてやる」

正解は…駅に落ちていたピンクのハンカチを1200円で嗅いだことがきっかけでした!

ROLANDさんは帝京高校のサッカー部出身で、本気でプロを目指していたといいます。しかし、サッカー部の規律は厳しく、“女と交わることが悪”とされ、恋愛禁止のルールがあったそうです。

それでも、ROLANDさんは“本気でモテてやろう”と考えていたと語ります。そんなある日、ROLANDさんの人生を大きく動かす出来事が起こりました。

ある日、いつも通る駅の南口に、ピンクのハンカチが落ちていたのを発見。これは確実に女子のものだと確信した生徒の一人が、
「拾ったぞ、1回500円で匂いかがせてやる」と持ちかけたのです。

それに対し、ROLANDさんは「1200円で3回かがせてくれ」と交渉し、取引が成立。

当時を振り返り、「こんな人生嫌だなっていうところと、ビジネスに通じる交渉スキルをそこで学びましたね」とROLANDさんは語っています。また、ROLANDさんはその時の出来事を「女っていいなって、俺、何やってるんだろうなって思った」と苦笑しながら回顧しました。

「この世界に俺は必要ないんだなって、ふと思ってしまった」

そんな青春時代を送りながらも、ROLANDさんはサッカーに打ち込んでいました。しかし、ある出来事がROLANDさんの人生を大きく変えました。

高校時代、ブラジル遠征の機会があり、その時に世界的スター・ネイマール選手と同世代であることを知ります。「そいつを見た時に、24時間毎日練習してもこいつには勝てないなって思った」「この世界に俺は必要ないんだなって、ふと思ってしまった」こうして、サッカーの道を諦めることを決意しました。

しかし、「どうやって人生で成功しようか?」と考えた結果、2つの道が浮かびます。ひとつは、父親が関わる音楽業界。もうひとつは、歌舞伎町の水商売でした。

しかし、「父の七光りで生きるのは嫌だった」とし、「じゃあ、自分の力で歌舞伎町で一旗揚げるしかない!」と決意。こうして、ROLANDさんはホストの道へ進むことになったのです。

エピソードを知るとより好きになるかも

ROLANDさんがホストの道へ進むきっかけとなったのは、高校時代に起きたピンクのハンカチ事件でした。恋愛禁止の厳しい環境のなか、「1回500円で匂いをかがせる」という商売を目の当たりにし、交渉を学んだことが、ROLANDさんの価値観に大きな影響を与えました。

さらに、プロサッカー選手を目指していたものの、ネイマールという世界的スターを目の当たりにし、自分の可能性を見直すことに。結果として、父親の影響を受けない道を選び、自力で成功をつかむために歌舞伎町へ進む決断をしたのです。

今では、ホストとしての成功だけでなく、実業家としても活動し続けるROLANDさん。その人生は、“ピンクのハンカチ”と“ネイマール”が大きく動かしたと言えるのかもしれませんね!