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医師「発がんリスクの増加も」→『白髪染め』の知られざる落とし穴 … “意外なリスク”と安全対策とは?【医師が監修】

  • 2025.3.19

「あれ?最近白髪が増えたな…」鏡を見るたびにため息をつき、白髪染めに手を伸ばす人も多いのではないでしょうか。でもちょっと待ってください! 白髪染めは、手軽に若々しく見せる魔法のアイテムですが、実は意外なリスクが潜んでいることをご存知ですか? この記事では、医師監修のもと、白髪染めのリスクと、それらを回避するための具体的な方法を分かりやすく解説します。美しい髪を保ちながら、健康も守るための知識を手に入れましょう!

白髪染めの落とし穴!知らずに危険を冒してない?

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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

白髪染めは、手軽に白髪を目立たなくしてくれる便利なアイテムですが、その成分によっては、頭皮や体に様々な影響を与える可能性があります。

特に注意したいのが、ヘアカラー剤に含まれる化学物質です。パラフェニレンジアミン(PPD)やジアミン系染料などは、アレルギー反応を引き起こす可能性があり、かゆみ、発疹、頭皮の炎症といった症状が現れることがあります。

中には、極めてまれですが、重篤なアレルギー反応であるアナフィラキシーショックを引き起こす可能性があると報告されています。

また、長期にわたる使用は、頭皮の乾燥や、抜け毛、発がんリスクの増加も可能性として懸念されています。これらのリスクを軽視せず、安全に白髪染めを使用するための知識を身につけることが大切です。

頭皮トラブルから健康リスクまで!具体的なリスク例と原因物質

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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

白髪染めによる頭皮トラブルは、軽度のかゆみから、激しい炎症、そしてびらん(皮膚の表面が剥がれる状態)に至るまで、その症状は様々です。

原因物質としては、先述のパラフェニレンジアミン(PPD)の他に、過酸化水素やアンモニアなども挙げられます。これらの物質は、頭皮の皮膚バリア機能を損ない、炎症を引き起こしやすくなります。

また、ヘアカラー剤を頭皮に直接塗布する際に、皮膚に傷をつけ、そこから有害物質が浸透しやすくなるケースもあります。

さらに、一部の研究では、白髪染め剤に含まれる特定の化学物質と、一部の研究では白髪染め剤と膀胱がんや白血病リスクの関連性が指摘されていますが、因果関係はまだ確立されていません。しかし、これらの可能性を踏まえ、安全な使用方法を心がけることが重要です。

美容師さんも驚く?!白髪染めに関する衝撃の事実と賢い選択方法

実は、白髪染めによる健康被害は、美容師さんたちもよく耳にする問題です。長年、お客様の髪を染め続けてきた美容師さんの中には、自身もアレルギー症状に悩まされたり、お客様のアレルギー反応を目の当たりにしたりした経験を持つ人も少なくありません。

中には、白髪染めをやめて、ヘナなどの天然成分を使った染毛剤に切り替えたという美容師さんもいます。また、近年では、頭皮への負担が少ないノンジアミンタイプの白髪染めも登場しています。これらの製品は、従来の白髪染めに比べてアレルギー反応のリスクが低いとされていますが、完全にリスクがないわけではありません。

使用する前には、必ずパッチテストを行い、自分の肌に合うかを確認することが重要です。さらに、ヘアカラー剤を使用する際には、換気をよくし、ゴム手袋を使用するなど、基本的な安全対策を怠らないようにしましょう。

安心安全な白髪染めライフのために!まとめ

白髪染めは、手軽に若々しさを保つための有効な手段ですが、その一方で、頭皮や健康へのリスクも潜んでいます。この記事で紹介したリスクと回避策を理解し、自分に合った安全な白髪染めを選び、適切な使用方法を心がけることで、美しい髪を保ちながら健康も守ることが大切です。 パッチテストは必ず行い、少しでも異常を感じたらすぐに使用を中止し、医師に相談しましょう。 


監修者:PRIDE CLINIC 院長 久野 賀子(https://pride-clinic.com/)

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2017年東京医科歯科大学医学部医学科 卒業。
日大板橋病院にて初期研修終了後、湘南美容クリニックに入職し、5年半勤務。
新宿本院皮膚科医局長として通常の勤務だけでなく、新人医師の指導、VIP対応、トラブル対応に従事。
2024年11月新宿二丁目にPRIDE CLINICオープン。