医師「なるべく避けて」→ 実は『薄毛』を悪化させているかも … 意外とやりがちな“NG行動”とは？【医師が解説】

「最近、抜け毛が増えた気がする…」「分け目が目立つようになってきたかも…」鏡を見るたびに、そんな不安を感じていませんか？薄毛の悩みは、誰にも相談できず、一人で抱え込んでしまいがち。でも、大丈夫！実は、毎日の生活にちょっとした工夫を取り入れるだけで、薄毛の進行を遅らせることができるんです。

今回は、医師が解説する、今すぐ始められる簡単な薄毛ケアをご紹介します。「もう年だから…」と諦める前に、ぜひこの記事を読んで、できることから始めてみましょう！

なぜ？薄毛の原因を知ることが対策の第一歩

薄毛の原因は、遺伝や年齢だけではありません。生活習慣やストレス、間違ったヘアケアなど、様々な要因が複雑に絡み合っているんです。

例えば、偏った食生活は髪の成長に必要な栄養素を不足させ、睡眠不足は頭皮の血行不良を招きます。また、洗浄力の強すぎるシャンプーは、頭皮に必要な皮脂を洗い流し、乾燥や炎症の原因になることも。

まずは、自分の生活習慣を振り返り、薄毛の原因となりうる要素がないかチェックしてみましょう。原因を知ることで、より効果的な対策を立てることができます。

原因がわかったら、早速ケアを始めましょう。今回は、忙しいあなたでも無理なく続けられる、医師おすすめの簡単ケアを3つご紹介します。

1.シャンプーを見直す
アミノ酸系シャンプーなど、頭皮に優しいものを選びましょう。ゴシゴシ洗いはNGなので、なるべく避けてください。指の腹で優しくマッサージするように洗い、すすぎ残しがないように丁寧に洗い流しましょう。

2.頭皮マッサージ
指の腹で頭皮全体を優しく揉みほぐしましょう。血行が促進され、髪の成長に必要な栄養が届きやすくなります。お風呂上がりなど、体が温まっているときに行うのがおすすめです。

3.バランスの取れた食事
髪の毛の主成分であるタンパク質はもちろん、亜鉛やビタミンなど、髪の成長に必要な栄養素をバランス良く摂取しましょう。サプリメントも上手に活用するのもおすすめです。

これらのケアは、今日からすぐに始められるものばかり。継続することで、きっと変化を感じられるはずです。

「ストレスは万病のもと」と言いますが、薄毛にとっても大敵です。ストレスを感じると、血管が収縮し、頭皮への血行が悪くなってしまうからです。

そこで、自分なりのストレス解消法を見つけることが大切です。例えば、軽い運動や趣味に没頭する、アロマを焚いてリラックスする、瞑想をするなど、心身をリフレッシュできる方法を試してみましょう。

また、睡眠不足もストレスの原因になります。質の高い睡眠を確保するために、寝る前にカフェインを摂取しない、スマホやパソコンの使用を控えるなど、睡眠環境を整えることも重要です。

薄毛は、決して他人事ではありません。しかし、正しい知識を持ち、適切なケアを継続することで、進行を遅らせることは可能です。

今回ご紹介した3つの簡単ケアは、どれも今日からすぐに始められるものばかり。「もう遅い」と諦めずに、未来の髪のために、できることから始めてみましょう。

もし、セルフケアだけでは不安な場合は、専門の医療機関を受診することも検討しましょう。医師に相談することで、より的確なアドバイスや治療を受けることができます。

この記事でご紹介したケア方法を参考に、輝く自分を手に入れましょう！

監修者：PRIDE CLINIC 院長久野賀子（https://pride-clinic.com/）

2017年東京医科歯科大学医学部医学科卒業。
日大板橋病院にて初期研修終了後、湘南美容クリニックに入職し、５年半勤務。
新宿本院皮膚科医局長として通常の勤務だけでなく、新人医師の指導、VIP対応、トラブル対応に従事。
2024年11月新宿二丁目にPRIDE CLINICオープン。