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「すごいものを見てしまった」「1、2分堀田真由ぶち抜き」日曜劇場、面会シーンの演出にあふれる大絶賛の声『御上先生』

  • 2025.2.23

松坂桃李が主演するTBS系日曜劇場『御上先生』(毎週日曜よる9時)の第5話が2月16日に放送された。隣徳学院の報道部で3年2組の神崎(奥平大兼)は、弓弦(堀田真由)から手紙をもらい、御上(松坂桃李)の同行を条件に、弓弦と面会が実現。SNSでは神崎と弓弦の緊張感あふれる対峙が話題を集めていた。

心を動かされていく弓弦を堀田真由が熱演! 神崎との対峙にSNS「考えさせられる」

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日曜劇場『御上先生』第5話より(C)TBS

面会室で、御上は、母・冴島(常盤貴子)がいなくなったあと、父になじられ続けたであろう弓弦の気持ちに寄り添う。神崎は、弓弦が殺害した被害者の母の手紙を代読した。被害者の母の手紙では、弓弦がいた場所が自分たち母子が逃げ出してきた場所に似ていたと明かし、被害者の背中には虐待の跡がある事実も記されている。そして、弓弦がなぜこうなったのか、考えたくないけれど考えずにはいられないということを伝えた。

神崎の話に気持ちを揺さぶられ、弓弦の顔がゆがんでいくのが印象的だった。弓弦を演じる堀田の演技に、「繊細な演技に引き込まれた」「心を閉ざす演技がリアルで心に響く」「演技力がずば抜けてる」と反響が続出していた。

「この人は考えてる。考え続けてる。だから、僕たちが止めていいわけはないんです」「俺も、あんたも同罪」「自分の責任だって思わないと、進めないから。俺も弓弦さんも…」と訴えかける神崎は、考えが及ばなかったことによる罪の重さを感じているのだろう。

面会室を出て行った神崎が崩れ落ちる姿も印象的で、「目を逸らしてはいけないけど、背負わなきゃいけないものが大きすぎる」「相手のことを何も知らずに刃を向けることが如何に悲惨なことか、考えさせられる」「崩れ落ちた神崎に寄り添う御上先生にすごく重たく長い時間を感じた」とさまざまな声が飛び交っていた。

この3人の面会室のシーンは、俳優陣の演技力はもちろん、「弓弦、絶対に目を合わせない」「目にわずかな、わずかな光がさすカットで唸った」「手紙を読み上げる1、2分、堀田真由ぶち抜き」「すごいものを見てしまった感覚」など、演出面でも絶賛する声が相次いでいる。

そして、面会日を迎える前に拘置所の前で神崎が見かけた謎の青年(高橋恭平)の存在も気にならずにはいられなかった。

多数の意味深シーンに視聴者の考察が過熱!

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日曜劇場『御上先生』第5話より(C)TBS

高校生ビジネスプロジェクトコンクール、通称・ビジコンに参加した隣徳3年2組の生徒たち。その審査員として、槙野(岡田将生)とつながっている中岡(林泰文)が会場に現れる。御上とも親し気な中岡は、忖度はできないと御上に伝えていた。

権力の影響が大きい出来レースで勝ち目が薄かった“ビジコン”だったが、隣徳は見事なプレゼンで勝利を掴む。審査員の中岡は、隣徳のプレゼンに心を動かされたのだろうか、それとも…。SNSでは「中岡さんは悪者ではないのかな」「味方であってくれ」という声が上がっていた。

そして第5話では、冒頭から御上と兄との回想が盛り込まれ、出版社の雑誌編集部に御上の過去に関するFAXが届き、御上の兄のことが雑誌に出ることなるなど、御上の兄に関するシーンが視聴者をざわつかせていた。劇中で御上が帯びたたしい数の千羽鶴がある部屋に入っていく意味深なシーンもあり、SNSでは御上の兄に関して生存説もあがっていた。しかし、真相は謎に包まれたままだ。

第6話予告では、御上が生徒たちに兄のことを語りかけるシーンが盛り込まれており、いよいよ兄に関する真相が明らかになるのか、期待が高まる。



TBS系 『御上先生』毎週日曜よる9時

ライター:小松加奈
ライター/編集者。音楽・映画・ドラマ・アニメなどのエンタメ系を中心にインタビュー/レビュー/コラム記事などを手掛ける。
※記事内の情報は執筆時点の情報です