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「テレビで放送していいの?」「政治的ギリギリの内容」切り込み続ける題材に大きな反響が…!『御上先生』

  • 2025.2.14

松坂桃李が主演するTBS系日曜劇場『御上先生』(毎週日曜よる9時)の第4話が2月9日に放送。御上が担任を務める3年2組で学園祭の展示企画をめぐり、ディベートが行われる。実施までたどりつけるのか?その様子に視聴者がくぎ付けにさせられた。

ヤマトタケルは誰? 怪文書をめぐり考察が過熱

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日曜劇場『御上先生』第4話より(C)TBS

第3話のラストで登場した、隣徳学院に届いたヤマトタケルを名乗る人物からの怪文書をめぐり、3年2組の副担任・是枝(吉岡里帆)は自分なりの答えにたどり着く。ヤマトタケル=官僚とみなし、ヤマトタケル=御上かと本人に問いただすも御上は否定。さらに文面から、裏口入学の可能性や、理事長・古代真秀(北村一輝)にも疑いを持ち…。是枝の推測をめぐり、SNSでは「御上先生が誰かと協力して隣徳に揺さぶりをかけている…? 自作自演なのか?」「闇が深そう」「裏口入学って3年2組の中にもいるのかしら?」「実は槙野(岡田将生)がヤマトタケル?」「ヤマトタケルは是枝先生と仲良しの一色先生(臼田あさ美)じゃない?」など、さまざまな考察が飛び交っていた。

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日曜劇場『御上先生』第4話より(C)TBS

さらに、第4話の終盤では新たな怪文書が届き、学年主任・溝端(迫田孝也)がすぐにシュレッダーにかけた。溝端の表情も意味深に映し出され、SNSでは「報告しなくていいの?」「溝端先生、やっぱりなんか怪しいよな」「ヤマトタケルは溝端先生?」など、溝端にも注目が集まっていた。

学園祭の企画をめぐり3年2組が一致団結! 御上との絆も深まる

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日曜劇場『御上先生』第4話より(C)TBS

学園祭の展示企画をめぐり、3年2組の教科書検定を題材にした企画は「政治性が強いものは高校生の文化祭にふさわしくない」という理由で、教室の使用許可を取り下げられそうになっていた。生徒の間でもさまざまな声があがり、御上の提案で実施の賛否について生徒たちがディベートを。そして企画の先導を切っていた東雲(上坂樹里)がクラスメートと対話し了承を得て、企画を実施することに。その学園祭を文科省副大臣が視察することになり…。

企画を再提出も、「教科書から世界を見渡す」というテーマで教科書検定に関わる企画を実施しようとする3年2組。学校側の前日チェックをすり抜け、本当の企画実施に向け動き出した。生徒たちがそれを“プラン御上”と称し、一致団結していたのが印象的。副担任の是枝も「(生徒たちに)愛されてます。悔しいけど」と笑みを浮かべ、御上への嫉妬を口にする。その表情は、御上への信頼をうかがわせた。

学園祭当日、文科省副大臣に「教科書検定」の展示を見せることに成功。教室から出てきた副大臣を、待ち構えていた報道部の神崎(奥平大兼)が直撃するシーンには「わくわくした」「度胸が半端じゃない」と称賛の声が上がった。

そうした3年2組の様子に、SNSでは「みんなが一致団結してる姿にほっこり」「プラン御上、最高」「絆が深まっていくの素敵」「おかみ(※生徒たちの御上の愛称)と生徒達の信頼関係できてる! すごい!」と反響が続出。さらに、御上に対しても「打ち上げてクラスTシャツ着るの良すぎる」「本当に愛がある人」「胸アツ」と反響の声が届いていた。

『御上先生』の第3話を終えて、教科書検定を題材にしているなど、今までテレビではあまり取り上げられなかった内容について「これテレビで放送していいの?」「こんなの待ってた。割と政治的ギリギリの内容」「色んなとこから文句出そうで出ないギリギリのライン攻めてる感じ」といった声も聞こえている!

冴島(常盤貴子)の娘で、殺人犯とされる弓弦(堀田真由)と接見しようとする神崎の動き、御上がやろうとしていることなど、今後どんな展開が待ち受けるのか? 次回も見逃せない。



TBS系 日曜劇場『御上先生』毎週日曜よる9時

ライター:小松加奈
ライター/編集者。音楽・映画・ドラマ・アニメなどのエンタメ系を中心にインタビュー/レビュー/コラム記事などを手掛ける。

※記事内の情報は執筆時点の情報です