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「ゾッとしました」朝ドラで登場したお弁当の“中身”が話題に!人気芸人も工場勤務の“当事者”として苦言

  • 2025.3.4
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『おむすび』第22週(C)NHK

橋本環奈がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『おむすび』の第22週「理想と現実って何なん?」第107話が、3月4日に放送された。

土屋に対する勝手な偏見を持っていたのは、菜摘と結の方だった

結(橋本環奈)は、友人の菜摘(田畑志真)が働いているコンビニ会社「フォーチュンストア」から弁当の共同開発を依頼され、栄養科長の塚本(濱田マリ)に相談する。塚本は快く承諾し、数日後早速打ち合わせがあり、コンビニ会社から菜摘のほか、商品開発部長・豊岡(隈本晃俊)と製造を委託されている会社の管理栄養士・土屋(森優作)が同席する。

結と菜摘は協力して栄養、味、見た目はいずれも合格点の試作品を作り上げるが、試食会で手間がかかりすぎると指摘され、開発にストップがかかってしまう。菜摘から居酒屋「きよし」に呼ばれた結が店に行ってみると、そこには土屋の姿が。どうしても納得できない菜摘は、真っ向から意見を却下してくる豊岡を抜きにして、土屋と話したかったのだ。「土屋さんホンマはどう思ってるんですか? 部長が反対しとうから反対したんちゃいます?」と素直な意見を聞きたい菜摘に、土屋は「志はええと思うしうちにも高齢の母親がおるからやる意義があるんはよく分かる」と認めつつ、反対する理由を現実的な目線から伝えていく。

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『おむすび』第22週(C)NHK

菜摘が開発しても実際に作るのは、会社の人間。彩りをよくした分、大量生産するための必要な作業工程が増える。そもそも調理に手間がかかりすぎており、ひと手間のために、それだけ人手を増やさないといけない。人件費がかかってくるのに安価な値段で出すのは不可能。「別に、豊岡部長の顔色うかがって反対してるんやない。どれだけ立派な理想があっても、実現できへんのやったら意味ないんや」と管理栄養士としての見解、正論を伝える土屋に、俯き一点を見つめる菜摘。SNSでは新しく登場したにも関わらず強い印象を与えた「土屋さん」がトレンド入り。「ごもっとも!」「土屋さんを部長の腰巾着管理栄養士となめてかかっていたのは、なっちゃんと結のほうだったのだと描く『おむすび』が厳しい」「土屋さんのド正論」といった意見が挙がっている。

お弁当工場で働いていたという博多大吉の意見は

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『おむすび』第22週(C)NHK

“朝ドラ受け”で知られる『あさイチ』では、キャスターの博多大吉が「土屋の正論。ぐうの音も出ない」と切り出す。そして、30年前にコンビニのお弁当工場でアルバイトをしていたことを明かし、菜摘たちが試作品として提案していた星型のニンジンについて聞かれると、「ゾッとしました。30年以上前なんで、今は工程が違うとは思いますが……大変だろうなと思って。負けずに頑張っていただきましょうよ」と菜摘と結にエールを送っていた。

NHK 連続テレビ小説『おむすび』毎週月曜〜土曜あさ8時放送
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