1. トップ
  2. 「油断してたら」「無理、やだ」朝ドラの“まさか”の終わり方にSNSでも困惑の声続出 NHK『おむすび』

「油断してたら」「無理、やだ」朝ドラの“まさか”の終わり方にSNSでも困惑の声続出 NHK『おむすび』

  • 2025.2.27
undefined
『おむすび』第21週(C)NHK

橋本環奈がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『おむすび』の第21週「米田家の呪い」第104話が、2月27日に放送された。

聖人が永吉の髪を切るシーンに、「映画の一場面を見ているよう」の声

永吉(松平健)は大阪の万博公園にある太陽の塔を見に行き、そこで公園案内係の女性・向井(麻生祐未)が子どもの落とした財布を探しているのに出くわし、一緒に探すのを手伝う。その向井は、かつてアメリカン・パークのレストランでウェイトレスをやっていたのだ。永吉との再会を喜ぶ向井は、永吉が福岡から毎日トラックで食材を届けてくれていたことを懐かしそうに話した。

その後、永吉と聖人(北村有起哉)は居酒屋に場所を移す。聖人は、自分の学費を水害で被害に遭った人に貸したという話は本当なのかと切り出し、不満を口にした。それでも聖人は酒を飲むしかなく、「もし同じ状況に遭ったら、俺も親父と同じことをすると思う」と父を認め、「それでよか。それでこそ、俺の息子たい」と永吉は返す。

undefined
『おむすび』第21週(C)NHK

居酒屋を出るその時、聖人は永吉に「髪、切っちゃるばい」とぶっきらぼうに話しかけた。永吉を理髪チェアーに座らせ、ケープをかける聖人。ハサミを手に、永吉の髪を切っていく。精魂込めて、一心に手を動かす聖人。「聖人に男前にしてもろた」と上機嫌の永吉は、結(橋本環奈)たち家族が見ている前で、「やっぱり、お前は本物の農家やなかな。お前は、本物の理容師たい」と認め高笑いをする。豪快に笑う永吉に背を向け、聖人は初めて父親に認められた喜びに涙していた。

聖人が永吉の髪を切る、このシーンにSNSでは「永吉の表情良かったな」「映画の一場面を見ているようだった」「うるっときました」といったコメントが集まっている。

永吉の突然の“ナレ死”に、“朝ドラ受け”も困惑

undefined
『おむすび』第21週(C)NHK

永吉は結に誘われ、家族みんなでプリントシールを撮った。その1ヶ月後、永吉が亡くなったことがナレーションで伝えられ、第104話は幕を閉じる。いわゆる、“ナレ死”と呼ばれる亡くなり方だ。“朝ドラ受け”で知られる『あさイチ』でも困惑状態。鈴木奈穂子アナウンサーが「びっくりしました」と素直な感想を口にすると、博多華丸が「髪の毛切って亡くなるの、『ビューティフルライフ』じゃないんですよ」とB'z繋がりでコメント。大吉が「元気そうだったじゃない」と話すと、それに華丸が「もうちょっとそこからね……」と永吉の余生がもう少し見たかったと思いを明かしていた。

SNSでも「永吉さん」のワードがトレンド上位に入っており、「油断してたらラストで唐突に」「あんなに存在感あるのにナレ死」「圧倒的な存在感とイケオジ」「無理、やだ、」と言った驚く声が多く散見される。

NHK 連続テレビ小説『おむすび』毎週月曜〜土曜あさ8時放送
NHKプラスで見逃し配信中