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“2月26日”の放送に意味がある?朝ドラの粋な演出にSNSでも「グッド・タイミング」「神回」

  • 2025.2.26
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『おむすび』第21週(C)NHK

橋本環奈がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『おむすび』の第21週「米田家の呪い」第103話が、2月26日に放送された。

花も疑問に思う、米田家の“呪い”の真意

結(橋本環奈)は神戸の米田家に来て、聖人(北村有起哉)に永吉(松平健)が大学進学用のお金を何に使ったのかを話し始める。結は米田家の呪いのせいだったというが、聖人にはその意味がわからない。聖人が高校3年生の頃、永吉は福岡から岐阜にトラックで荷物を届けに行っていた。大雨で川が氾濫し、しばらく動けなくなった永吉は救助活動を手伝っていた。助けられた人の中には危篤状態の5歳の少年がいた。少年の父親の小松原良助(大鶴義丹)は、家もお金も流され、永吉に息子を助けるためにお金を貸してほしいと頼んだ。半年後には必ず返すと言われた永吉は、それなら聖人の入学にも間に合うと考え、佳代(宮崎美子)に連絡して送金してもらったのだった。だが、その後、小松原から連絡は一切なかった。そして永吉は、佳代に真実を固く口止めした。「あいつは俺を嫌っとう。全部俺のせいにしろ。聖人には他人を恨むような人間になってほしくなか」と。

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『おむすび』第21週(C)NHK

一方、永吉は佳代(宮崎美子)が結に真相を話したとは知らず、翔也(佐野勇斗)と花(宮崎莉里沙)が永吉の気をそらすために相手をする。永吉が花に「もし困っとう人がおったら必ず助けてやらないかんばい。自分のできる範囲でいいけん助けてやらんと」と教えると、佳代が「花にまで米田家の呪い、かけようとせんで」と注意。それに永吉が「呪いやなか!米田家の教えや」と反論すると、その様子を見ていた花が「“呪い”って悪い言葉やんな。助けるってええことやのに、何で悪い言葉なん?」と質問すると、永吉は「そん通り!困っとう人がおったら助けてやらんといかんばい」と教えた。

SNSには「米田家の呪い」がトレンド入り。この言葉の意味については「ネーミングそもそもおかしいよね。人助けに使う言葉ではない」「モヤモヤ」「嫌な言い方」「人助けするの、心の中では本当は嫌だって意味に取れるから不愉快」という意見もあれば、「米田家の呪い、と家族が言い続けているのが答えではないかな」「誰かを犠牲にして人助けするってやっぱり呪いや祟りかもしれん」といった見方もされている。

岡本太郎の生誕日に太陽の塔が登場

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『おむすび』第21週(C)NHK

家族と予定を合わせて、みんなで太陽の塔に行くことになっていた。しかし、結も歩(仲里依紗)も急な仕事で行けなくなってしまう。そこで佳代は永吉と聖人の2人で行くように促した。万博記念公園の広場にレジャーシートを広げておむすびを食べる永吉と聖人。目の前には太陽の塔。SNSでも「太陽の塔」がトレンド上位に入っており、「朝から太陽の塔見れて気分上がった」「行きたくなった」といった喜びの声ほかにも、放送日の2月26日が岡本太郎の誕生日ということで「岡本太郎さんの誕生日に合わせて太陽の塔に行ったのかな?」「グッド・タイミング」「神回」と、それに合わせた演出だと見る視聴者もいる。

NHK 連続テレビ小説『おむすび』毎週月曜〜土曜あさ8時放送
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