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工夫すれば暗算できる!「12×105」→5秒でチャレンジ!

  • 2025.2.27
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今回の計算は、暗算では難しそうな二桁×三桁の掛け算ですね。ですが、ある工夫をすることで暗算でも十分解けるようになります。

ポイントとなる法則をしっかり整理しながら解いていきましょう。

問題

次の計算をしなさい。
12×105

この計算をする際、分配法則を使用すると暗算できるようになりますよ。

解説

この問題の答えは「1260」です。

使用する分配法則について復習しましょう。

<分配法則とは>
a×(b±c)=a×b±a×c

上記の式のように、aを分配して掛けることができるという法則。

法則の式を見て、思い出した方も多いかもしれません。分配法則というので、ぜひ覚えておいてくださいね。

さて、この法則を使用するためにはa、b、cの三種類の数を用意しなければいけません。そこで、105を「100+5」に分解して数字を三種類用意します。

a=12、b=100、c=5として分配法則を使って計算してみましょう。

  12×105
=12×(100+5)
=12×100+12×5
=1200+60
=1260

これで計算は完了です。かなりあっさりと計算することができました。

計算のコツは、後々掛け算をすることを意識して、できるだけキリの良い数に分けることです。今回は100と5に分けたので、計算がかなり楽になりましたね。

まとめ

分配法則を利用して数を分けたことで、計算が分かりやすくなりましたね。筆算を計算するよりもこちらの方が計算ミスをする可能性は減るかもしれません。

重要な分配法則を改めて復習しておきましょう。

<分配法則>
a×(b±c)=a×b±a×c

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。    



文(編集):うおうお
数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。


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