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どこから計算するのが正解?「10−2×6÷3」→正しく計算できる?

  • 2025.2.27
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皆さんは正しい計算順序を覚えているでしょうか。どんな計算問題を解くとしても、必ず覚えておかなければいけないのが計算順序です。

今回の問題を解くことで、重要な計算順序をしっかりと思い出していきましょう。

問題

次の計算をしなさい。
10−2×6÷3

一つひとつの計算は簡単ですが、計算順序に気をつけましょう。

解説

この問題の答えは「6」です。

正しい計算順序を思い出しながら解いていきましょう。足し算・引き算・掛け算・割り算のような計算をまとめて四則演算といいます。四則演算が混じった式では、守らなければいけない計算順序が次のように決まっていました。

<四則演算の計算順序>
・問題の式全体を見渡す。
・掛け算、割り算から先に計算する。
・足し算、引き算は最後に計算する。

この計算順序に基づくと、まずは「2×6÷3」から計算することになります。これは左から順に計算しましょう。

  2×6÷3
=12÷3
=4

この計算をふまえて、元の式を整理して計算すると

  10−2×6÷3
=10−4
=6

という答えを出すことができます。

もしも、計算順序を守らずに左から計算してしまうと

  10−2×6÷3
=8×6÷3
=48÷3
=16

という誤った答えが出てしまうので、計算順序は大切ですね。

まとめ

四則演算が混じった式では、計算順序を意識して守ることが重要です。

掛け算・割り算→足し算・引き算の順に計算することで、正しい答えを出すことができました。計算自体は難しくなかったので、計算順序を守れれば、正解できる問題でしたね。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):うおうお
数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。


もう一問挑戦!

正しい順番で計算できる?「100+(200−100)×9」→10秒でチャレンジ
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