どこから計算するのが正解？「9−9÷3−3」→正しく計算できる？

2025.3.4

小学生のとき、算数は得意でしたか。得意だったという方も、大人になると自分自身で計算する機会が少なくなるはずです。そのため、計算方法を忘れていないでしょうか。

ぜひこの記事の問題に挑戦し、小学校で学習した算数を忘れていないか確認してみましょう。

問題

次の計算をしなさい。
9−9÷3−3

計算の順序に気をつけて、計算を行いましょう。

解説

今回の問題の答えは「3」です。

また、途中の計算式は次のようになります。

9−9÷3−3
=9−3−3
=6−3
=3

計算のポイントを順に確認していきましょう。

まず、四則（足し算・引き算・掛け算・割り算）が混じった計算は、次の順に計算しなければなりません。

（1）掛け算・割り算の計算
（2）足し算・引き算の計算

今回の問題では、「9÷3」から計算します。

9÷3=3

割り算を計算したことによって、元の計算式は「9−3−3」となりました。

これは足し算・引き算の計算なので、左から順に計算をしましょう。

9−3−3
=6−3
=3

以上より、今回の問題の答えは「3」となります。

今回の問題「9−9÷3−3」という計算式を見ると、「9−9」や「3−3」が簡単に計算できそうですが、ここから計算してはいけません。

どの順で計算をしなければいけないか、しっかり考えて計算を始めましょう。

まとめ

大人になると計算をする機会が減ってしまうかもしれません。しかし、いざ自分自身で計算しなければいけないときに、間違わないように復習をしておきましょう。

ぜひ、他の記事の問題にも挑戦してみてください。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。

文（編集）：SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」

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