どこから計算するのが正解？「7−(3+5×3)÷6」→正しく計算できる？

2025.2.23

小学校の算数は得意だったという方も、大人になって計算方法を忘れてしまっていませんか。

大人になると試験などを受ける機会も減るので、この記事の問題に挑戦して、小学校の算数を忘れていないかテストしてみましょう！

問題

次の計算をしなさい。
7−(3+5×3)÷6

計算の順序に気をつけて、計算を行いましょう。

解説

今回の問題の答えは「4」です。

途中の計算式は次のようになります。

7−(3+5×3)÷6
=7−(3+15)÷6
=7−18÷6
=7−3
=4

計算のポイントを順に確認していきましょう。

まず、カッコや四則（足し算・引き算・掛け算・割り算）が混じった計算は、次の順に計算しなければなりません。

（1）カッコ内の計算
（2）掛け算・割り算の計算
（3）足し算・引き算の計算

今回の問題では、カッコ内の計算に「3+5×3」と足し算と掛け算があります。

このカッコ内の計算も、足し算と掛け算では、掛け算が優先しましょう。

カッコ内の計算
3+5×3
=3+15
=18

カッコ内を計算したことによって、元の計算は「7−18÷6」となりました。

これは引き算と割り算の計算なので、割り算を優先しましょう。

7−18÷6
=7−3
=4

カッコがある計算では、カッコ内の計算が優先であり、さらにそのカッコ内の計算についても再度同様の順序を考えます。

まとめ

正しい答えを導くことができたでしょうか。

算数が得意だった方も、久しぶりに計算問題に取り組むと意外と苦戦することがあります。

ぜひ復習をしてみると良いでしょう！

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。

文（編集）：SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」

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