小学生でも分かる問題にチャレンジ！「2−1×2」→正しく計算できる？

今回は、小学校レベルの問題に挑戦です。

計算自体の難易度は低いですが、注意して進めないと思わぬ落とし穴にはまってしまうかもしれませんよ。

さて、あなたは正しい答えにたどり着けるでしょうか？

問題

次の計算をしてください。
2−1×2

正解は、「0」です。

「あれ、2じゃないの？」と思った人は、次の「ポイント」を確認してください。

どこで落とし穴にはまってしまったかが分かるはずです。

この問題のポイントは、「掛け算から先に計算すること」です。

式自体は引き算から始まっているのに、どうして掛け算から計算しなくてはならないのでしょうか。その理由は、次の計算順序のルールを見ると分かります。

<計算順序のルール>
次の順序で計算します。

1.( )の中
2.掛け算・割り算
3.足し算・引き算

※同じ優先順位の計算がある場合は、左から優先して計算します。

このルールでは、掛け算や割り算は、足し算や引き算よりも先に計算することになっています。よって、正しい計算過程は次のようになります。

2−1×2 ←掛け算から計算する
=2−2 ←次に引き算をする
=0

これに対して、もし式の最初から計算するとどうなるでしょうか。

<間違った計算例>
2−1×2 ←引き算から先にすると…
=1×2
=2 ←誤答！

計算順序のルールを守らないと、まったく答えが変わってしまいましたね。

今回は、計算順序のルールを守れたかどうかが大きなポイントになりました。

「2−1」や「1×2」など、簡単な計算がベースになってはいますが、「掛け算から先にする」というルールを忘れていると誤答してしまいます。

掛け算・割り算は足し算・引き算よりも先に計算するというルールはとても重要なので、ぜひこの機会に覚えておきましょう。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。

文（編集）：VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。

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