「何に見える？」あなたが幼い頃に"本当は親にしてほしかったこと"がわかる心理テスト

2025.2.27

あなたは幼いころの様子を覚えていますか。自分が幼いころは今ほど人と関わることが多くなく、親との関わりが生活の中心ではなかったでしょうか。振り返ってみると楽しい思い出ばかりだけでなく、中にはもっと親との関わりの中でして欲しかったこともあったかもしれません。そこで今回は、あなたが幼い頃に本当は親にしてほしかったことを心理テストで探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.新幹線

2.エクレア

3.指

4.洋式トイレ

1.新幹線を選んだ人は「自主性の尊重」

新幹線を選んだ人は、本当は自主性を幼い頃に親から尊重してほしかったかもしれません。あなたは幼いころから厳しくしつけられ、縛られていた人ではないでしょうか。親から注意されることが多かったので、「ちゃんとやらないと」という思いが強いかもしれません。

新幹線を選んだことは、自己主張の少なさが表れています。自分で意思決定するよりも、人に合わせて無難な選択をすることが多いのではないでしょうか。人から頼まれれば、嫌な気持ちがあっても断りにくいのかもしれません。

また、厳しいしつけの反動から決めつけられることを嫌がったり、反抗的になりやすかったりするでしょう。自主性を尊重されてこなかったせいで、上手に断ったり自分の意思を伝えたりすることを苦手としているのではないでしょうか。親ではなくても自分の信頼できる人に程よく自分を出す練習をし、自分を受け入れてもらう体験が必要かもしれません。

2.エクレアを選んだ人は「もっと甘えさせてくれること」

エクレアを選んだ人は、本当はもっと甘えさせてくれることを幼い頃に親からしてほしかったかもしれません。あなたは親が忙しい人で、いつも気を遣っていた人ではないでしょうか。手のかからないような良い子を演じ、何も困っていないように振る舞っていたのかもしれません。

エクレアを選んだことは、人目を気にしてしまうところが表れています。相手が不快に思わないように、いつも気を遣ってばかりではないでしょうか。周りから嫌がられないように、目立たないよう空気のように振る舞っているかもしれません。

本当はもっとわがままになって、自分の思いや行動をストレートに表現したいのではないでしょうか。周りを気にしすぎてしまい、偽りの自分で誤魔化してしまうことが多いでしょう。本音で話せたり素を見せたりできる相手を大事にして、もっと自分を出してみても良いかもしれませんね。

3.指を選んだ人は「もっと叱られること」

指を選んだ人は、本当はもっと叱ることを幼い頃に親からしてほしかったかもしれません。あなたは子どもの頃からとても大事にされ、大切に育てられてきた人ではないでしょうか。大事にされすぎて注意や叱責されることは滅多になく、危機意識が育っていないかもしれません。

指を選んだことは、自由奔放さが表れています。自分の考えを大事にして、何の気兼ねもなく好きなようにしていないでしょうか。大人になって危険を予知する力が育たず、トラブルに見舞われることが多いかもしれません。

うまく予見や予防ができなくて、失敗を注意されてへこんでしまうことが多いのではないでしょうか。叱られる経験は危機意識を育てるだけでなく、打たれ強さも育てることにつながるかもしれません。注意されることは期待されていることだと思い、叱ってもらえているうちに自分を高めていきましょう。

4.洋式トイレを選んだ人は「礼儀やマナーを教わること」

洋式トイレを選んだ人は、本当は礼儀やマナーを幼い頃に親から教えてほしかったかもしれません。あなたは子どものころから割と自由に生活し、普段から敬語を使うのは苦手な人ではないでしょうか。気を抜くとため口や気軽な態度を取ってしまい、TPOに合わせた振る舞いが苦手かもしれません。

洋式トイレを選んだことは、自己中心的なところが表れています。自由にすることが当たり前だと感じ、周りに気を遣うことが苦手ではないでしょうか。周りがあなたの振る舞いに驚いていても、何がいけないのか気がつけないかもしれません。

大人になるにつれ、もっと礼儀やマナーを教わっておきたかったと感じることが多いのではないでしょうか。厳しく言われることは確かに鬱陶しかったり面倒に感じたりしても、大人になるとその大切さに気づくでしょう。最近はマナー本なども数多く出版されているので、困りごとに出会う前に自分の振る舞いを確認する癖をつけた方が良いかもしれません。

ライター:Kazuki.W
臨床心理士、公認心理師として、みなさんの心の内側を紹介していきます。自分自身が気がついていない心の中を見ていきましょう！