1. トップ
  2. 女性アイドルの新曲に「15年前の嵐すぎる」の声。MVに嵐ファン殺到の“異例の事態”「鳥肌が立った」

女性アイドルの新曲に「15年前の嵐すぎる」の声。MVに嵐ファン殺到の“異例の事態”「鳥肌が立った」

  • 2025.2.16

 

undefined
(C)SANKEI

「なんだか嵐っぽい!」

2月12日にリリースされたFRUITS ZIPPERの新曲「好き、お願い」を聴いた多くの人が、そんな感想を漏らしている。作曲を担当したのは、嵐の名曲を数多く手がけてきたyouth case。SNS上では「鳥肌が立った」「平成のJ-POPを思い出す」といった声が急増し、FRUITS ZIPPERファンと嵐ファンが一緒になって盛り上がるちょっとした“同窓会”状態に。なぜここまで注目を浴びているのだろうか。

3周年は『さいたまスーパーアリーナ』で!?

undefined
出典:photoAC(画像はイメージです)

FRUITS ZIPPERは2022年に結成された7人組のアイドルグループ。カラフルでポップな楽曲を武器に、昨年には日本武道館でのライブを成功させ、レコード大賞受賞歴もあるなど、着実に実績を積み上げてきた。さらに「わたしの一番可愛いところ」「NEW KAWAII」「フルーツバスケット」「ハピチョコ」の4曲が1000万回再生を突破し、若い世代を中心に人気を拡大している。

2025年に入ってからは、1〜3月に4曲を連続リリースする超ハイペースな展開を宣言。1月31日に「かがみ」を公開し、わずか2週間足らずで「好き、お願い」をリリースするスピード感がファンを驚かせた。さらに、6月にはさいたまスーパーアリーナでのデビュー3周年公演が控えており、今年も大舞台での活躍が容易に想像できる。

MVに嵐ファンが殺到「同窓会会場みたい」

undefined
(C)SANKEI

今回の新曲「好き、お願い」を作曲したのは、嵐の『Love so sweet』『言葉より大切なもの』などを手がけたyouth case。サビ前の転調や明るいメロディ展開に“嵐節”を感じるファンが多く、「平成に聴きまくっていた頃のワクワクが蘇った」と興奮する声が後を絶たない。

当時20代で嵐を推していた世代が、現在40代となった今、FRUITS ZIPPERの楽曲で懐かしさを感じている構図も興味深い。ネットのコメント欄では、嵐ファンとFRUITS ZIPPERファンが同居し、大盛り上がりを見せている。

実際の声をいくつかピックアップすると――

20年間嵐ファンをしていて休止中にFruitszipperを見つけたら、また人生が楽しくなった。初恋を思い出した感覚
2010年代のJ-POP黄金期の魅力がぎゅっと詰まった名曲。鳥肌が立った
コメ欄に『彼女たちは女性版嵐』とあったけど、この曲はまさにそう。Love so sweetみが強い
嵐ファンが殺到してるのアツすぎる。コメント見てると同窓会会場みたい
サビ前の急激な転調がyouth caseらしくて泣ける。20年越しにまたこの感じに出会えて感動
FRUITS ZIPPERの好き、お願いって曲、15年前の嵐すぎるって思ったらみんな呟いてた

コメントの中には、「FRUITS ZIPPERが老若男女問わず支持される嵐のような存在になってほしい」という期待もあり、すでに“女性版嵐”という呼び声が高まっている。

FRUITS ZIPPERファンも「びっくりした」

undefined
(C)SANKEI

また、「かがみ」は1月17日のTeaser公開から1月31日のMV公開までの14日もの間ファンの心を焦らしたのに対し、「好き、お願い」は当日サプライズでのMV公開という真逆の仕掛けがなされた。筆者含め心を掴まれたファンも少なくない。「運営のやり方が天才すぎる」「この超速リリースについていくのが楽しい」といった歓喜の声が上がっている。

さらに、「好き、お願い」を聴いたあとに「Love so sweet」を聴くと、どこか曲の形が似ている気がすると言われており、「両方を続けて聴くと楽しさ倍増」というコメントも目立つ。ぜひ試してみてはいかがだろうか?

7人のうち“推しメンは誰?”

年明けから連続リリースを仕掛けているFRUITS ZIPPERは、まだあと2曲の公開を控えている。6月にはさいたまスーパーアリーナでのライブを行う予定で、更なる快進撃に胸が鳴る。「このまま大舞台へ突き進んでほしい」「年末の音楽番組でもう一度この曲を聴きたい」といった期待も高まっている。

7人のうち“推しメンは誰?”という議論もいま盛り上がりを見せている最中。まずは「好き、お願い」のMVをチェックして、自分だけの推しを見つけるのもアリかもしれない。嵐ファンにとっては懐かしい空気感、そしてFRUITS ZIPPERファンにとっては新たな挑戦――“令和のアイドルシーン”を牽引する存在になるのか、その動向から目が離せない。

※記事は執筆時点の情報です。