1. トップ
  2. 『ONE PIECE』フジテレビアニメが深夜に移った“本当の理由”は…?放送枠の移動を【大考察】

『ONE PIECE』フジテレビアニメが深夜に移った“本当の理由”は…?放送枠の移動を【大考察】

  • 2025.4.2
出典元:photoAC(※画像はイメージです)

『ONE PIECE』のテレビアニメは、1999年10月にスタートし、2006年10月からはフジテレビ系にて、毎週日曜朝の“午前9時半”から放送されていました。
そして2024年10月20日~2025年3月30日は“充電期間”と銘打ち、アニメ「エッグヘッド編」のクオリティーをさらに高める為、新作エピソードを、なんと半年間放送せず、その“充電期間”中には「SPECIAL EDITED VERSION『ONE PIECE』 魚人島編」として、過去のアニメをリメイクして放送していました。
そしてついに4月5日午後9時から、これまでに放送された「エッグヘッド編」特別編集版と、再開1話目となる第1123話が放送される予定のアニメ『ONE PIECE』。
さらに翌日の4月6日には、約18年間放送されてきた日曜朝“午前9時半”から、日曜夜“午後11時15分”の深夜枠へと変わり放送されます。
つまりアニメ『ONE PIECE』は、朝の枠から深夜枠へと移動する事になるのです。

そこで今回は「アニメ『ONE PIECE』が深夜枠にいった本当の理由について」を、ご紹介します!

※この記事は111巻までのネタバレを含みます。

「バーソロミュー・くま」のエグイ過去

アニメ『ONE PIECE』が深夜枠へ移動した“1番”の理由は、すでに原作で描かれた「エッグヘッド編」のエピソード、「バーソロミュー・くま」や「ジュエリー・ボニー」の過去が、読者の心をエグりすぎる「非常に残酷」な内容だったからと言われています。

すでに原作の内容を知る読者の間では、

  • 「朝から見るには重すぎるかも…?」
  • 「どのように描くのか、心配…」
  • 「くまの過去が、悲惨すぎる…」

と、いった声も見受けられました。

けれど深夜枠へ移動し、読者の心をエグる残酷な原作での描写を、そのままの表現で放送する事が可能になり、原作者である「尾田栄一郎先生」への最大のリスペクトを込めて、なるべく原作を改変せずに放送する。その為にアニメ『ONE PIECE』は深夜枠へ移動するといわれています。

読者の熱量をそのまま「ジャンプ本誌」へ

さらにアニメ『ONE PIECE』の終了時刻は日曜夜“午後11時45分”になり、「アニメを見たらすぐジャンプ」が発売されます。ということは、読者はアニメの熱量を持ったまま、「ジャンプ本誌」に掲載されるマンガ『ONE PIECE』の最新話を、すぐに読めてしまうのです。

これは昨年、2024年12月に開催された「ジャンプフェスタ“2025”」で発表されていた、集英社が掲げる「アニメを見たらすぐジャンプ」というコンセプトにも一致していて、アニメを見終えたら、月曜日“0時”に発売される「週刊少年ジャンプ」本誌へとスムーズに、アニメ視聴者からマンガ読者へ変換する狙いもあると思われます。

日曜“夜”は「ジャンプアニメ」

さらに日曜夜“午後11時15分”の、この時間帯は、2024年の6月まで『鬼滅の刃』が放送されていた枠だった事もあり、「ジャンプ読者」にとってはお決まりの、ジャンプアニメの時間帯になりつつあるのです。

つまりアニメで高めた熱量を、ジャンプ本誌へとスムーズに還元し、日曜夜は「ジャンプアニメ!」とさらに浸透させ、毎週X(旧:Twitter)のトレンド常連になっている「#今週のワンピ」をも、さらに盛り上げる為に、変更されたアニメ『ONE PIECE』の新たな放送枠なのかもしれません。

まとめ

今回は「アニメ『ONE PIECE』が深夜枠にいった本当の理由について」ご紹介しました。

世界で一番のコミックスの売り上げを記録している『ONE PIECE』

しかし今よりさらに巨大なマンガコンテンツにする為に、ついにテレビと原作が連動し、相互作用を巻き起こし、ファンを盛り上げ、さらに『ONE PIECE』最終章を盛り上げようとしているのかもしれません。


※記事内の画像はイメージです。
※当記事は、投稿者の許諾をいただいた上で記事化しております。

出典:「ゆっくり考察クリーム」
参考動画:【驚愕‼️】アニメの神作画がヤバイエモイ感動!とんでもなく粋な尾田先生へのリスペクトがスゴイ作画3選!面白い考察【ワンピースのヤバい雑学】【ONE PIECE FILM RED】麦わらの一味の幹部ゾロ