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もはや都市伝説…?大人気刑事ドラマ史上唯一の“欠番エピソード”とそのワケ【高視聴率でもお蔵入りになったドラマ】

  • 2025.2.24

インターネットが普及した現代、年代を問わず気軽にさまざまなドラマを観られるようになりました。しかし、一部の作品は高視聴率であったにも関わらず、ネット配信やビデオ・DVDになっていません。そこで今回は、高視聴率でもお蔵入りになった名作ドラマを5選をチョイスしました。

本記事ではその中から、2004年放送のドラマ『相棒 Season3』をご紹介。 大人気刑事ドラマシリーズの中で、唯一お蔵入りになってしまった理由とは…?

※この記事は、個人的な感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※ 一部、ストーリーや役柄に関する感想を含みます。

右京と薫の凸凹コンビが最高…!“高視聴率でもお蔵入りになった”名作ドラマ『相棒 Season3』

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  • 作品名: ドラマ『相棒 Season3
  • 放送日:2004年10月13日~2005年3月23日

あらすじ

警視庁の中で、使えないと判断された者が集まる場所・特命係。“警視庁の陸の孤島”と称される特命係では、配属されれば出世どころか刑事として働いていくことは絶望的です。

そんな特命係には、冷静沈着・頭脳明晰な係長・杉下右京(水谷豊)が在籍していました。右京は特命係の立場を活かし、独自の捜査で数々の事件を解決していきます。今日もまた、相棒的な存在である亀山薫(寺脇康文)と事件の解決に挑むのでした―。

一部シーンへのクレームが来た…?!ドラマ『相棒 Season3』がお蔵入りになった理由

2000年のプレシーズンからスタートし、多くの視聴者から愛されているドラマ『相棒』。現在では、20以上のシーズンにスピンオフ作品の放送、劇場版の公開など、大人気長編シリーズとなっています。シーズン3も平均視聴率13.2%と高い数値を記録しています。

そんな『相棒』シリーズの中で唯一、お蔵入りとなったのがドラマ『相棒 Season3』です。ただし、全てのエピソードがお蔵入りになったのではなく、第7話「夢を喰う女」のみが欠番となっています。

第7話では、被害者の共通点を探るために図書館の司書に本の貸し出し記録を見せてもらうシーンが流れます。このシーンに対し、日本図書館協会が「図書館が利用記録を見せることは、相手が警察だとしてもあり得ない」とクレームを入れました。同協会の抗議を受け、番組側は視聴者や関係者に謝罪の意を表明し、第7話をお蔵入りにしました。

ファンの間では様々な声…“誤解を招く表現”でお蔵入りになったテレビドラマ

作中に“誤解を招く表現”があったとして、一部エピソードがお蔵入りになったドラマ『相棒 Season3』。ファンの間では、「フィクションだし大目に見てもいいのでは?」など、お蔵入りを残念に思う声が多く上がっているようです。

ドラマ内の最後とかに「図書館司書が個人の貸し出し記録を開示することは通常はありません」とかのテロップ挟むとかがあれば良いんじゃないの?とも思います。正式にDVDに収録もされず、再放送もされないなんて、とても残念です。
再放送されなかったり、DVD化されないのはとても残念です。エンターテイメントのフィクションの世界ですので、もっと広い心で認めてあげて欲しいです。


多くの相棒ファンから同様のコメントが上がっているのは、それだけドラマ『相棒 Season3』が愛されている証拠と言えます。熱烈なファンであれば、全シリーズの全ての放送回を逃すことなく観たいのは当然のことでしょう。

今後の『相棒』シリーズでは、このようなお蔵入りになる回が出ないことを願うばかりです!

以上、高視聴率でもお蔵入りになってしまったドラマ『相棒 Season3』の紹介でした。


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です。