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原作者がブチギレ…!?【高視聴率でもお蔵入りになったドラマ】20年経っても「また観たい」と声があがる名作ドラマは?

  • 2025.2.21

インターネットが普及した現代、年代を問わず気軽にさまざまなドラマを観られるようになりました。しかし、一部の作品は高視聴率であったにも関わらず、ネット配信やビデオ・DVDになっていません。そこで今回は、高視聴率でもお蔵入りになった名作ドラマを5選をチョイスしました。

本記事ではその中から、2005年放送のドラマ『海猿 UMIZARU EVOLUTION』をご紹介。 テレビドラマのほか、4作品ものシリーズ映画が公開された本作がお蔵入りになってしまった理由とは…?

※この記事は、個人的な感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※ 一部、ストーリーや役柄に関する感想を含みます。

命をかけて助ける…“高視聴率でもお蔵入りになった”名作ドラマ『海猿 UMIZARU EVOLUTION』

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(C)SANKEI
  • 作品名: ドラマ『海猿 UMIZARU EVOLUTION
  • 放送日:2005年7月5日~9月13日

あらすじ

原作・佐藤秀峰、原案・取材・小森陽一の漫画『海猿』を企画・臼井裕詞保原賢一郎フジテレビ制作で実写化。

2004年に公開の映画『海猿 -ウミザル-』から1年後の物語。潜水士の仙崎大輔(伊藤英明)は、福岡県から神奈川県の横浜に異動となります。異動先の巡視船「ながれ」には、池澤真樹(仲村トオル)をはじめ、吉岡哲也(佐藤隆太)山路拓海(平山祐介)などの個性的なメンバーが配属されていました。

新しく配属された仙崎のために、「ながれ」のメンバーは歓迎会を開くことに。歓迎会で訪れたお店で、遠距離恋愛中だった伊沢環菜(加藤あい)と偶然再会した仙崎は、再会を喜びます。しかし、すでに環菜の恋心は冷めきっていました―。

トラブル勃発の末に…ドラマ『海猿 UMIZARU EVOLUTION』がお蔵入りになった理由

視聴率は平均13.12%、3部作の続編映画が製作されるほど人気を集めたドラマ『海猿 UMIZARU EVOLUTION』。“海難救助”という斬新なテーマと、仲間たちの絆や緊迫した救助活動など、見どころの多い人気作品です。漫画の原作ファンはもちろん、ドラマや映画の海猿ファンも多く、シリーズの新作は常に注目されていました。

しかし、『海猿』の原作者である佐藤秀峰さんと、ドラマ制作を行うフジテレビとの間でトラブルが勃発します。フジテレビは許可なしに関連商品の販売を行っていたため、佐藤さんはフジテレビとの契約停止を発表します。これを受けたフジテレビは記者会見で謝罪をしますが、契約が元に戻ることはありませんでした。

結果、佐藤さんは「映画やドラマファンには申し訳ない」としながらも、フジテレビとの契約を終了するかたちでドラマ『海猿』シリーズはお蔵入りとなったのでした。

今も続く“海猿ロス”の声…!?「また観たい」とのコメントが多数!

高視聴率でもお蔵入りになってしまったドラマ『海猿 UMIZARU EVOLUTION』ですが、ファンの人気は根強く、SNSには今でも「海猿を観たい!」との声が多く上がっています。

過去のドラマ関連だと海猿とか、見たい個人的に。
テレビ放映できない海猿のドラマと映画も見たいな…
海猿…これドラマと共に本当に大好きだった。今や全く見られなくなってしまったのが悲しい。視聴者としてはまた見たいぞ!
海猿(ドラマ)ってサブスクどこにもないの?今めちゃくちゃ見たい気持ちでいっぱいなんだが、、、
海猿みたいなクオリティのドラマが見たいと切実に思う水曜の夜でした。

 

ドラマ『海猿』が再放送されることはほぼないかと思われますが、同作に対するファンの熱い思いはこれからも語り継がれていきそうです。

以上、高視聴率でもお蔵入りになってしまったドラマ『海猿 UMIZARU EVOLUTION』の紹介でした!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です。