1. トップ
  2. 日本で働くアメリカ人「支払いを拒否された」異動先への不満に「それはきつい」「思わず叫んだ」

日本で働くアメリカ人「支払いを拒否された」異動先への不満に「それはきつい」「思わず叫んだ」

  • 2025.2.2
undefined
出典:photoAC(写真はイメージです)

海外で働く際に驚くことの一つとして取り上げられるのが、労働条件の違いです。特に日本では、出張時の移動時間の扱いについて意見が分かれることが多く、企業によってはその時間を労働時間として認めないケースもあります。

外国人が日本の会社で、「出張時の移動時間の支払いを拒否された」という経験談も後を絶たず、たびたびSNS上で話題に挙がっています。

そこで今回は、「出張時の移動時間の扱いに対する海外の方の反応を紹介します。

アメリカ人「日本の会社で、出張時の移動時間の支払いを拒否されたんだが」→海外勢による“共感と慰め”の嵐!「思わず叫んじゃった!」「あなたの会社は質が良くない」

日本の会社で、出張時の移動時間の支払いを拒否されたんだが

皆さんこんにちは。

私は現在、日本の大手企業に勤務する30代女性。

主に国内外の出張が必要な仕事をしているんだけど、最近異動した部署での扱いにちょっと不満があるんだよね。

というのも、出張時の移動時間が「休憩時間」として扱われていること。
以前の部署では「移動時間」も「労働時間」としてみなされていたのに、部署が変わったとたん、まったく別のルールを押し付けられたの。

出張では常にプライベートWi-Fiに接続できるわけではないから、リモート勤務の証拠も残せないし、でも移動時間が長くなることもあるから、実質的に出張に行くことで給料が減る可能性もある…

特に今は育児中という事もあって、なるべく多く稼ぎたいのに。

何か良い対処法はあるかな?

アメリカ合衆国の掲示板型ソーシャルニュースサイト「Reddit」にこのような疑問が投稿がされると、さまざまなコメントが寄せられました。

アメリカの方は「出張時の移動時間の扱いについてどのような意見を持っているのでしょうか。実際に寄せられたコメントをいくつか紹介します。

確たる証拠が残せないと厳しい

うわー、それはきついね。
あなたが時間給で働いているなら、勤務時間内の移動や業務には当然給料が支払われるべきだと思うよ

ただし、「移動中に仕事をしている」という確たる証拠を残せないと、厳しそうでもある。

思わず叫んでしまうほどの衝撃!

思わず叫んじゃった!

なにその会社!!
その会社、だいぶ問題があるんじゃないの!?

私は日本で仕事を探すとき、一応初めに「移動が必要か」という質問はしているようにしているよ。

そして、移動が必要なのであれば「移動時間の賃金は発生するか」。これは必ず聞くようにしてる。

移動時間も仕事をしていなければ終わらない仕事量なのに、賃金が出ないなんて、奴隷と何も変わらないよ。

出張費をケチっているだけ

はっきり言うけど、あなたの会社は質が良くないよ。
日本全体で見れば、かなり稀有なレベルだね。

私の会社では出張時の勤務時間は、しっかり8時間分自動で支払われる。おそらくあなたの会社はただ出張費を「ケチっている」だけだと思う。

恐れくことなく、言うべきことはしっかりと言った方がいいよ!

何かしらで記録を取っていないと厳しい

これは難しい問題だね。

というのも、おそらく多くの人は移動中に休んで、それでも給料をもらうというスタンスでいるんだと思うんだよね。

だからこそ、何かしらで記録を取っていないと支払いを請求するのは難しいかも。

法律上の救済措置は無い!?

一生懸命働いているのに、あんまりですよね。

私も似たような経験をしたことがありますよ。

ただ、法律に詳しい友人曰く、日本では移動時間は労働時間と見なされないらしい。

法律上の救済措置はないと思った方が良いね。

多くの会社は代わりに特別休暇や手当を支給することが多い

えー!そんなことがあるんだ!
そんな状況に陥ったら、私なら働く意欲が失せてしまうよ。

たいてい、多くの会社は代わりに特別休暇手当を支給することが多いと聞くけど、あなたの会社にはそういう制度はあるのかな?

一度上司に確認してみるといいよ。

「あり得ない」のは日本ではなく、この会社だった

この投稿を見た時にまず、「日本ってありえない」と思ったんだけど、コメントを読んでいたら、「ありえない」のは日本ではなく、この会社だってことに気が付いたよ。

労働者を馬鹿にしているとしか思えない!

出張時の移動時間は労働時間?

コメントでは、「移動時間の賃金が出ないなんて奴隷と変わらない」「法律上、移動時間は労働時間に含まれない」「代わりに手当や特別休暇を支給する企業もある」など、さまざまな意見が寄せられました。また、「会社によっては8時間分を自動的に支給するところもあるが、投稿者の会社は単にケチなだけ」との指摘もありました。

海外と比べると、日本では出張時の移動時間の扱いが厳しく、法的な救済も難しいのが現実です。しかし、あくまで法律上の義務がないというだけで、実際には労働者に配慮してくれる企業も多く存在します。

仕事を探す際には、「出張の有無」や「条件」をしっかり確認することが大切です。また、現在働いている方も、会社にまだ知らない「救済措置」があるかもしれません。一度確認してみるのもよいでしょう。



出典:Reddit(Company refusing to pay me for travel time on business trips.