ニューヨーク旅行中撮影した写真が大失敗するも…→奇跡の一枚に「アーティストも使う」「寝てるときに見る夢」＜海外＞

ここ数年、写真を撮るときはまずスマホで、という人が圧倒的に多くなりました。スマホのカメラのクオリティはかなり高くなってきいるのでしっかりしたカメラでなくても事足りますよね。

一方で、“フィルムカメラ”ならではの写真を撮ることを楽しんでいる方もいるようです。

今回紹介するのは、ニューヨークの旅行中に、フィルムを使ったカメラで撮った写真が“残念な結果”になってしまった人の経験談と、実際の写真です。

旅の思い出がこんなことになってしまうのはやや無念ですが、その一方で芸術的だと評価できそうな奇跡の1枚でした。

思い出の集結！

カメラのフィルムを間違ってセットしたから、旅行中に撮った全部の写真が「1枚の写真」になった。

アメリカ合衆国の掲示板型ソーシャルニュースサイト「Reddit」に「旅行中に撮ったすべての写真が“1枚の写真”になってしまった」という写真が投稿されました。

よく見てみると、複数の写真の風景が重なり合っているのがわかりますね。投稿者さんいわく、ニューヨークに旅行中に撮った写真のようです。

フィルムを使ったカメラだからこそのアクシデントなのですが、詳しく解説するコメントや同じような体験談が集まりました。

実際のコメントを一部紹介します。

確かにがっかりしてまうけど、なかなかきれいじゃん！印刷してとっておきたくなるよ。

家に飾っておいたら素敵だよね。
「何これ？」って聞かれたら「これは自分の旅行すべてを1枚の写真にまとめたものさ」って言える。

この写真1枚を見れば、すべての思い出が蘇るね。

これは写真において二重露光（写真の1コマの中に、2枚以上の画像を重ねること）というテクニックで、昔も今もよくアーティストが使うテクニックだ。

20年前にラスベガスに行ったときに使い捨てカメラを持って行ったのだけど、１コマで5回以上フィルムが露光してしまったものがあるんだよね。
はちゃめちゃな仕上がりになってしまったのだけど、これはラスべガスっぽくてこの上なく味のある仕上がりになったよ。

まだアナログカメラを使っている人がいたとは！

寝てるときに見る夢に似てるよ。
もっと夢の中にいたいなってときに見える光景とそっくり。

誤設定により失敗してしまったこの写真ですが、一方で「芸術的だ」「額縁に飾りたい」など素敵だと感じている人が多いことが分かりました。

写真を撮った投稿者さんはその後、「がっかりしたけど、カメラの勉強になったよ。あと、この写真を見ながらどこに行ったのか思い出したり、思い出の場所を探すのが楽しい」とコメントしていました。

フィルムカメラならではの芸術性のある1枚ですね。

写真は思った通りのものではなかったかもしれませんが、ますます忘れられないニューヨークへの旅行となったのではないでしょうか。