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「知らなきゃ恥ずかしい…!」 カフェでのPC作業【NGマナー】とは?

  • 2025.2.27
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出典:photoAC(※写真はイメージです)

リモートワークが普及して、カフェでノートパソコンを広げるノマドワーカーを見かけることも多くなりました。でも、カフェで仕事をするなら、周囲への配慮は不可欠です。どんな点に注意すべきか、ノマドワークのミナーを見てみましょう。

第一に注意すべきは情報漏洩

オフィスや自宅以外の場所で作業をするなら、機密性の高い業務は避けましょう。具体的には、開発中のプロジェクトの企画書、取引先から預かっている情報や、社員の個人情報にまつわる作業などです。

カフェでの仕事中は、どこから画面を見られているか分かりません。ノーパソを起動する際のパスワード入力も、指の動きで盗み見られている可能性があります。

これといった機密情報を扱っていない場合でも、ノーパソやタブレットの画面には覗き見防止スクリーンをつけておきたいものです。またフリーWi-Fiの使用は避けましょう。どうしても接続が必要な場合は、VPN(Virtual Private Network)接続にしてセキュリティ対策をしましょう。

ノーパソを置きっ放しにして席を外さない

いくらノーパソ内部のセキュリティを厳重にしていても、ノーパソ本体を盗まれてしまったのでは意味がありません。トイレや電話などで席を外すときは、ノーパソを置きっ放しにしないよう気をつけましょう。

ノーパソだけでなく、タブレットやスマートフォン、手帳などを置いておくのもいただけません。席を立つときは、面倒でも貴重品をまとめて持ち歩くのが賢明です。

近年はノマドワーカー向けに、カフェのテープルや椅子とノーパソを繋いでおけるセキュリティワイヤーなどの防犯グッズも出ています。ただ、店側から嫌がられることもあるので、防犯グッズを使わなくても済む程度の短時間作業にとどめるのもマナーのひとつでしょう。

席での電話やリモート会議は避ける

カフェで仕事をする際には、電話やリモート会議など音声で行う作業は避けましょう。なぜなら電話やリモート会議では、対面にいる人と話すより声が大きくなりがちだからです。スマートフォンの音量設定やイヤホンからの音漏れによって、相手の声まで周囲に筒抜けになっていることもあります。

最近はコワーキングスペースも充実しているので、オンライン会議はそういった仕事専用スペースを利用しましょう。カフェにいる時に電話がかかってきたら、すぐにかけ直す旨だけを伝えていったん切り、カフェを出てから改めて電話するのがスマートです。

たくさんの資料を広げない

カフェで仕事をするなら、ノーパソやタブレットのみでできる作業にとどめておきたいものです。場合によっては、紙資料の確認が必要なこともあるかと思いますが、資料や参考書をいくつも広げているのは見た目が悪く、カフェの雰囲気を壊してしまうことがあります。

また紙資料や本を広げすぎると、カップやグラスに当たってドリンクを零してしまうリスクも高まります。広げる資料は、最大でも1つと考えておくといいでしょう。

デキるノマドワーカーになるために

カフェは基本的に、仕事をする場所ではありません。多くの人は、カフェというくつろぎの空間を楽しみに訪れているのです。ノマドワーカーは、お客様だからと見逃してもらっているだけと考えましょう。

ですから、コーヒー1杯で居座るのもNG。長くても1時間程度で席を立つのがおすすめです。ノーパソを使う場合は、キーボードの打鍵音にも注意したいものです。

お店やほかのお客様への配慮がきちんとできてこそ、熟練のノマドワーカーといえるでしょう。


ライター:noiz