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「実はNGかもしれない」旅行中の写真撮影の【マナー】とは

  • 2025.2.28
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出典:photoAC(※写真はイメージです)

旅先では、何気ない日常風景ですら写真に撮りたくなりますよね。しかし、撮影に夢中になるあまり、マナーを忘れてしまうことも。そこで、旅先でやりがちな写真撮影のNGマナーを改めて確認してみましょう。

写真撮影が許可されている場所か確認する

神社や仏閣などでは、写真撮影が禁止されていることも少なくありません。撮影する前に、その場所で写真撮影が許可されているかを確認しましょう。

また、撮影がOKな場所であっても、自撮り棒や三脚などの撮影補助機材の使用が禁止されていることがあります。ルールを守りながら撮影を楽しみましょう。

「できるだけいいアングルで撮りたい」と撮影場所を探しているうちに、立ち入り禁止エリアに足を踏み入れてしまうことはありませんか? 立ち入り禁止になっている場所は、危険だからこそ制限されています。

撮影する前に、注意書きや立ち入り禁止を示すロープや柵がないかをよく確認し、安全な場所から撮るようにしましょう。

撮影ポジションを独り占めしない

人気のフォトスポットでは、多くの人が写真を撮りたがります。周囲に人がいる場合は、撮影ポジションを独占せず、お互いに譲り合いながら気持ちよく撮影したいものです。

また、街中での撮影では、通行の妨げにならないよう注意が必要です。人のいない風景を撮りたいからといって、他の人を無理にどかせるなど、周囲に迷惑をかける行為はNGです。

反対に、誰かが撮影をしている場合は、フレーム内に入り込まないように配慮することも大切。周りの人と気持ちよく撮影できるよう、マナーを意識しましょう。

野鳥や動物には近づきすぎない

自然の中で撮影する際は、周囲の環境に一切手を加えないのが基本マナーです。撮影の邪魔だからと木の枝を折ったり草を抜いたりするのは、もちろんNG。草花に触れることも、できるだけ避けましょう。

また、野鳥や動物を撮影する際に近づきすぎるのも好ましくありません。さらに、近距離で撮影したいからとエサをまいて呼び寄せる行為は、自然環境を破壊するため絶対に避けるべきです。

ストロボを使っての撮影も、野鳥や動物を驚かせるため控えましょう。夕暮れや夜間など暗い場所で撮影する際は、露出を調整するか、適した機材を準備するのがおすすめです。

電車の撮影にストロボは厳禁

旅先では、駅のホームで記念撮影をしたくなることもあるでしょう。その際、ストロボの使用は控えましょう。

特に、電車の運転席に向けてストロボを焚くのは厳禁です。ストロボの強い光は、昼間でも運転士の視界を奪い、重大な事故につながる恐れがあります。

同様に、街中でのストロボ撮影も注意が必要です。車道近くでストロボを使用すると、ドライバーの視線を引き、脇見運転の原因となることもあります。

旅の思い出にすてきな写真を

旅先では、その土地ならではのルールやマナーがあることも珍しくありません。特に海外では、日本とは常識が異なることも多いため、注意が必要です。

写真撮影が許可されているか不安な場合は、ガイドや現地の人に確認しましょう。周囲に迷惑をかけず、気持ちよく撮影できれば、より素晴らしい旅の思い出になりますよ。


ライター:noiz