1. トップ
  2. 「今すぐ、やめて!」知らないと恥ずかしい【電車のNGマナー】

「今すぐ、やめて!」知らないと恥ずかしい【電車のNGマナー】

  • 2025.2.19
undefined
出典:photoAC(※画像はイメージです)

通勤や通学で、日常的に電車を使っている人も多いことでしょう。

しかし、乗り慣れているからこそマナーが疎かになっていませんか?
電車は、さまざまな年齢や立場の人が集まる公共空間です。誰もが快適に過ごせるよう、今一度、電車内でのマナーを見直してみましょう。

NGマナー1:扉の前から動かない

電車では、乗降口付近に立ち続ける人を見かけることがありますが、これは明らかにNGマナーです。乗降口付近にいると、乗り降りする人の邪魔になってしまいます。

特にダイヤが過密な都市部では、乗り降りがスムーズにいかないと停車時間が延び、遅延の原因になることも。電車に乗ったら、なるべく車両の奥まで詰めるように心掛けましょう。

乗降口付近にいる場合は、駅に着いたらいったんホームに降り、降車する人が全員降りてから改めて乗り直すのがスマートです。また、降りる人を待ってから乗るのが基本的なマナーです。空席を確保したいからと、降りる人を押しのけて乗るのは絶対に避けましょう。

NGマナー2:荷物を座席に置く

電車で席に座る際、荷物はひざの上に置きましょう。空いているからといって隣の座面に置くのは、マナーとして好ましくありません。また、足元に置くのも、他の人がつまずく可能性があるため、よほど大きい荷物でない限り避けるべきです。

ひざの上に置くのが難しい場合は、網棚を利用しましょう。ただし、網棚に置くと荷物を忘れるリスクがあるため、注意が必要です。

NGマナー3:傘を手すりにかける

傘を持って電車に乗る際、座席の手すりにかけてしまうことはありませんか? 電車の手すりは安全のための設備なので、傘をかけて掴まるスペースを奪ってしまうのはNGです。

電車に乗る前に、軽く水気を切ってベルトでまとめておくと、周囲の人に傘が当たって服や持ち物を濡らすリスクを減らせます。

電車内では、傘の先を床につけて垂直に持っておくと、水滴が誰かの足に垂れるのを防げます。腕やカバンに傘をかけると、身動きした際に周囲の人に当たることがあるため、手で持っていたほうが安心です。

NGマナー4:電車内でメイクをする

通勤時間を有効に使うためか、電車内で化粧をする人がいます。これはNGマナーです。身だしなみは自宅で整えるのが基本であり、多くの人の目がある電車内でするべきではありません。

電車が揺れた際にメイク道具を持った手が逸れ、誰かの服や持ち物を汚してしまう可能性があります。また、化粧品には強い香りのものもあり、周囲の人への配慮が欠ける行為となります。トラブルを避けるためにも、電車内でのメイクは控えましょう。

NGマナー5:電車内での飲食

新幹線や長距離列車のボックスシートでは、お弁当を楽しむことが一般的ですが、通勤・通学で使われる在来線では、基本的に飲食は控えるべきです。

ペットボトルの飲み物やキャンディ、ガム程度であれば問題ありませんが、匂いの強い食べ物は避けましょう。また、蓋のない缶ドリンクやカップタイプの飲み物も、電車が揺れた際に周囲の人にこぼれてしまうリスクがあるため、控えたいものです。飲み終わった容器を電車内に放置するのも絶対にNGです。

駅のホームや電車内はパブリックスペース

駅のホームや電車内は、多くの人が利用する公共の場です。上司や取引先の関係者が乗り合わせている可能性もあります。そんな場所でNGマナーをしてしまうと、思わぬところで評価が下がってしまうことも……。

誰が見ているかわからない電車内だからこそ、常日頃からマナーを意識し、誰もが気持ちよく利用できるようにしたいものですね。


ライター:noiz

※本記事で紹介したマナーは一般的なものですが、地域や鉄道会社のルール、状況によっては異なる場合があります。