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「知らないと恥ずかしい?」焼き鳥の食べ方【マナー3選】

  • 2025.2.23
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

焼き鳥は串のまま食べるべきか、串から外したほうがいいのか……。

焼き鳥を食べる時のマナーは、ネットでもよく議論になっています。社会人になると、上司との宴席や取引先との会食で、焼き鳥が出てくることもあるでしょう。この機会に、焼き鳥の基本的なマナーや、上品な食べ方を知っておきませんか?

焼き鳥は基本的に串のまま食べる

和食は基本的に、出された形のまま食べるのがマナーです。焼き鳥も、串に刺さった状態のまま食べるのが正解です。

焼き鳥を串から外すと、肉汁が流れ出てしまうことがあります。美味しくいただくためにも、端からかぶりつきましょう。

ただ、手元に近いところはなかなか食べづらいもの。その場合は、箸で押さえて串の端までずらして食べます。

化粧が落ちてしまうといった理由で、どうしても串のまま食べたくない場合は、一切れずつ箸で外して食べてもいいでしょう。その際、最初にすべての肉を串から外してしまうと見た目がよくないので、食べる分だけ箸で外すのがおすすめです。

多人数でシェアする場合は、串から外してOK

職場の宴会では、シェアを前提に焼き鳥の盛り合わせを頼むこともあるでしょう。その場合は、最初にすべての肉を串から外してしまって構いません。

ただし串から外す前に、必ず「皆さんで楽しめるよう、焼き鳥の串を外しますね」といった形で、同席している人に一言断っておきましょう。たとえ周囲への気遣いでも、断りもなく始めるのはおすすめできません。

また串を外す際には、未使用の箸を使いましょう。トングなどが添えられている場合は、使っても大丈夫です。自分の使っている箸をひっくり返し、持ち手の部分で取り分けなどをする人もいますが、不衛生なので絶対にしてはいけません。

出された焼き鳥は時間を置かずに食べる

お店では、焼き上がりの一番美味しい状態で出てきます。冷めてしまっては美味しさも半減してしまうので、出てきた焼き鳥はすぐに食べるようにしましょう。

よく「焼き鳥は、塩、タレの順で食べる」という話も耳にしますが、そもそも焼き鳥は庶民的な食べ物です。味の薄いものから食べなければならないといった、細かいマナーはありません。同じ串を何度注文しても構いませんし、塩なら塩、タレならタレと、どちらかの味だけを食べても大丈夫です。

ただ、タレはどの店でも味が濃いめなので、タレ串の後に塩串を食べると、味が分かりにくいことがあります。その場合は、間に野菜串をはさむ、ほかの物を食べるといった対策で、舌を休めるといいでしょう。

焼き鳥を串から外してもマナー違反とまではいえない

焼き鳥を美味しく味わってもらうため、職人さんは肉を一口大に切って串に刺して焼き上げるという手間をかけています。串から外して食べるのは、職人さんの労力を無にしてしまうので、マナー違反とまではいえませんが失礼にあたることはたしかでしょう。できれば焼きたての串に遠慮なくかぶりついて、美味しさと職人さんの心意気を堪能したいものですね。


ライター:noiz

※本記事で紹介したマナーは一般的なものですが、お店や地域、食事のシチュエーションによって異なる場合があります。