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「知らないと恥ずかしい…!」気づかずやりがちな【トイレのNGマナー3選】

  • 2025.2.13
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

重要な会議の時、取引先を訪問している時、あるいは映画館で映画を観ている時……。

もちろん、事前にトイレに行っておく、水分を控えるなど、さまざまな対策をしていることでしょう。
それでも我慢ができない時、なるべく周囲に迷惑をかけずにトイレに行く方法をご紹介します。

NGマナー1:ギリギリまで我慢する

なるべくトイレに行かずに済むよう、ギリギリまで我慢してしまう人も多いのではないでしょうか。
しかし、それは絶対に避けるべきNGマナーです。
なぜなら、限界まで我慢してしまうと、冷静な判断や行動ができなくなるからです。

周囲に迷惑をかけずにトイレに行くためには、適切なタイミングを見極めることが重要です。
会議なら議題の切れ目を狙う、映画館なら重要ではないシーンを見計らって席を立つといった工夫で、周囲への影響を最小限に抑えられます。

また、我慢しすぎて慌てて行動すると、会議資料を落としたり、暗い映画館でつまずいたりといったトラブルを引き起こし、かえって迷惑をかけてしまうこともあります。
「ちょっとまずいかな?」と感じたら、我慢せずにトイレに行くタイミングを計りましょう。

NGマナー2:周囲に何も言わずに行く

会議中にトイレに行きたくなった場合は、上司に「申し訳ありません、トイレで離席します」といった形で、一声かけてから席を立つのがマナーです。誰にも何も言わずに離席すると、不真面目な印象を与えてしまうことがあります。

周囲に聞こえるような大きな声で報告する必要はありません。上司のそばに行って小声で伝えるのがベストです。もし上司に直接声をかけるのが難しい場合は、隣の席の同僚に一言伝えておくと良いでしょう。

取引先の会社での会議では、トイレの場所がわからないこともあるかもしれません。しかし、会議中に相手企業の人に直接トイレの場所を尋ねるのは気が引けるものです。その場合は、まず自分の上司に断ってから会議室を出て、近くの社員に控えめに尋ねるのが適切です。

尋ねる際には、「トイレはどこですか?」とストレートに聞くよりも、「化粧室をお借りしたいのですが……」といった柔らかい表現にすると、上品な印象になります。

映画館やライブ会場、飛行機、電車のボックスシートでは、他人の前を通らないとトイレに行けない場合があります。そんな時は、小声で「前を失礼します」と一言声をかけて通るとスマートです。ただし、映画のセリフが流れている時やライブの曲の途中など、できる限り周囲の集中を妨げないタイミングを選びましょう。

NGマナー3:トイレに行きたくなった言い訳をする

トイレに行くのが恥ずかしくて、「冷房で冷えてしまって……」「昨日から体調が悪くて……」といったように言い訳をしてしまうことがあります。

しかし、これはあまりおすすめできません。
特に取引先の企業や営業先の個人宅を訪問中にトイレに行きたくなった場合、言い訳は絶対にNGです。

冷暖房などの空調は、訪問者のためを思って調整してくれているものなので、それを言い訳に使うと失礼にあたります。また、体調不良を理由にすると、相手に「病気を持ち込まれるのでは?」と不安を与えることになりかねません。これは取引先や営業先にとって非常に迷惑なことです。

トイレに行くこと自体は恥ずかしいことではありません。余計な言い訳をせず、必要なことだけを簡潔に伝えるようにしましょう。

トイレに行くのは恥ずかしいことではない

トイレに行きたくなるのは生理現象であり、仕方のないことです。事前に対策をしておくのはもちろん大切ですが、必要以上に恥ずかしがることでかえって周囲に迷惑をかけてしまうこともあります。

周囲への影響を最小限に抑えるためには、必要なことを手短に伝え、迅速に行動することが重要です。無理に我慢せず、適切なタイミングで席を立つことが、結果的にスマートな対応につながります。


ライター:noiz