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「知らないと恥をかくかも?!」意外と知らない【海外の食事マナー】3選

  • 2025.2.25
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

海外旅行を楽しむだけでなく、最近では日本国内でも本格的な各国料理が味わえるお店が増えています。
しかし、海外の食事マナーには、日本とは異なるルールがたくさんあることをご存じでしょうか?

「お箸の置き方は?」「チップって必要?」
何気なく行っていることが、外国の方にとってはマナー違反になってしまうこともあります。

今回は、意外と知られていない海外の食事マナーについて紹介します。

チップ文化では「ごちそうさま」だけでは不十分

日本では馴染みのないチップですが、国によっては欠かせない習慣のひとつです。
チップ文化のある国では、支払わないと「サービスに満足していない」と受け取られることもあるため、海外で食事をする際は事前にチップの習慣を確認しておきましょう。

アメリカ・カナダ

  • チップは必須(例:レストランでは通常15〜20%が相場)
  • 荷物を運んでもらったり、配膳してもらった際に、1〜2ドルを渡すことも一般的
  • コインではなく紙幣で渡すのがマナー

ヨーロッパ

  • 代金にサービス料が含まれていることもあるので、会計時に確認を
  • 含まれていない場合は、チップを渡す

韓国

  • チップ文化はなく、渡すとかえって失礼にあたるため注意

上記のように、国によってチップの考え方が異なるため、渡すべきかどうか、金額の目安を事前に調べておきましょう。

日本と同じ箸文化でもルールが違う!韓国と中国の食事マナー

日本と同じように箸を使う文化のある韓国や中国ですが、食事マナーには違いがあります。

韓国の食事マナー

  • 箸とスプーンをセットで使用するのが一般的。置き方は、箸が右、スプーンが左で縦向き。
  • 日本と同様に「渡し箸」(食器の上に箸を置く行為)はマナー違反。
  • お皿を持ち上げて食べるのはNG。
  • 大皿の料理を取り分ける際、取り箸やトングを使わず、自分の箸で取るのが一般的。
  • 食事をすべて食べきるのではなく、少しだけごはんを残すのが「満足した」というサイン。
  • 食事前や食事中の箸の置き方は縦、食後は横に置く(横にすることで「食べ終わった」ことを示す)。
  • 麺類や汁物を音を立ててすするのはマナー違反。
  • 一度口に入れた魚の骨などをお皿に戻すのはNG。口から出したものはテーブルに置くのがマナー。
  • 食事の最後は、ごはんを少し残すことで「十分に満足した」という意味を持つ。全部食べきると「まだ足りなかった」という印象を与えることがあるので注意。

箸の使い方ひとつとっても、日本と異なるマナーがあるため、食事の際は気をつけましょう。

左手で食べるのはNG!インドや中東の食事マナー

インド料理といえば、手を使って食べるイメージがありますが、実は左手を使うのはマナー違反です。

インドの食事マナー

  • 左手は「不浄の手」とされ、食事には使わないのが基本。
  • 右手を使う際も、指の第二関節より下(手の付け根側)は汚さないように気をつける。
  • 自分が口をつけたものを他人にあげる、また他人の皿にあるものをもらうのもマナー違反。
  • ごはんを食べ残すのはNG。注文する際は食べきれる量にするのが大切。
  • インドと同様に、左手で食事をするのはNG。
  • 右手を使って食べることが基本だが、直接手で食べる際も指先をきれいに保つのがマナー。
  • 食べ物を他人とシェアする際も、左手を使わず右手を使うことを意識する。

日本とは異なる文化を理解し、マナーを守りながら食事を楽しみましょう。

マナーを学んで楽しみましょう!

海外では、日本とは異なる食事マナーが多く存在します。
チップの有無や、同じ箸文化でもルールが違うこと、さらには手の使い方まで、国ごとに独自の習慣があります。

事前にその国の食事文化を学んでおくことで、より楽しく食事を楽しめます。
海外旅行をする際は、マナーも含めてリサーチしておくと安心ですね。


ライター:aoi

※本記事のマナーは一般的なものですが、地域や文化、時代によって異なるため、現地の様子を観察し最新の情報を確認することをおすすめします。