1. トップ
  2. 「知らなきゃ恥ずかしい」風邪気味のときに気をつけたい職場【NGマナー3選】

「知らなきゃ恥ずかしい」風邪気味のときに気をつけたい職場【NGマナー3選】

  • 2025.2.6
undefined
出典:photoAC(※画像はイメージです)

季節の変わり目や寒い冬にひきやすい風邪。

「ちょっと体がだるいから微熱があるかも…」「なんだか喉が痛くて、せきが出てきた…」
そんなとき、皆さんはどうしますか?

「でも職場の人に迷惑をかけるから、なかなか休めない…」
その気持ち、よくわかります。でも、その気遣いが、かえって相手の迷惑になることもあります。

今回は、風邪気味のときに注意したい職場でのNGマナーについてご紹介します。

無理して出社するのは逆効果かも?

「ちょっとしんどいけど、薬を飲んだから大丈夫!」「体調不良でも我慢して出社するのが社会人の責任」
――そう考える方もいるかもしれませんが、無理な出社はNGかもしれません。

特に、37.5℃以上の発熱激しい咳がある場合は、無理をせず休みましょう。

体調不良のまま出勤すると、周りにウイルスを広めてしまうリスクがあり、風邪をうつしてしまう可能性があります。
さらに、必要なときに休養を取らなければ、体調不良が長引くだけでなく、仕事のクオリティも落ちてしまいます。

よくありがちなのが、「薬を飲んで出勤する」という行動です。
しかし、薬で一時的に症状を抑えているだけなので、根本的な解決にはなりません。
発熱時は、新型コロナウイルスやインフルエンザなどの感染症の可能性もあります。無理せず、しっかり休みましょう。

マスクだけでは万全とは言えません…!

少しせきが出たり、熱っぽいときに「マスクをしているから大丈夫」と思うのは危険です。

マスクをしていても、こまめな手洗いや消毒を怠ると、ウイルスが広がる可能性があります。

また、マスクの使い方にも注意が必要です。
鼻が出ていたり、長時間同じマスクを使うと、効果が半減します。正しく着用し、こまめに交換しましょう。

さらに、「マスクをしているから会話は普通にOK」と思いがちですが、近距離で話すと感染リスクが高まります。
可能であればチャットやメールを活用し、対面での会話を減らすようにしましょう。
どうしても会話が必要な場合は、距離をとることを意識してください。

休むときはもう一歩踏み込んだ連絡を

仕事を休むときに「風邪で休みます」とだけ伝えていませんか?

それだけでは、上司は症状の程度がわからず、仕事の対応について判断しづらくなります。
発熱やせきの有無など、具体的な症状を伝えるようにしましょう。

また、クライアントとの約束や引き継ぎが必要な業務があれば、忘れずに共有してください。

仕事を休んだ際は、病院を受診することも大切です。
インフルエンザなどの診断が出た場合や、今後の治療スケジュールがわかれば、その時点で職場に連絡しましょう。

特に、家族がインフルエンザなどの感染症にかかっていて自分も風邪気味の場合は、感染の可能性が高いため、事前に職場へ報告しておくことをおすすめします。

しっかり休養することは大切

「これくらいの体調不良なら、出勤しないと…」と無理をしてしまいがちですが、しっかり休養することが回復への近道です。

それに、「無理をすると、職場にウイルスを広げてしまうかもしれない」という視点で考えると、休むことの方が大切に思えませんか?

元気に復帰した際に感謝の気持ちを伝えれば、職場の人も理解してくれるはずです。
体調が悪い日は、しっかり休んで回復に努めましょう。


ライター:aoi

※本記事は一般的な情報を提供するものであり、医学的な助言を目的としたものではありません。症状が重い場合や感染症の疑いがある場合は、医療機関を受診し、専門家の指示に従ってください。