日本の小学生バレーボールクラブ、監督がサーブを打つと…？“いつもの練習風景”に560万再生。海外でも「すごすぎる」と話題

どのような分野でも熟練者の技術には驚かされてしまうものですよね。彼らが当然のようにこなしてしまうことも、一般の人々からしてみると、驚かされてしまうことも少なくないのかもしれません。そして…時にそれは言語の壁を超えて、海外の方々からも大きな注目を集めるケースもあるようです。

2024年12月、富の原バレーボールクラブ（公式）（@team_tominohara）さんがインスタングラムに「いつもの練習風景」について投稿したところ、驚くべきことに12.1万いいねを集め（2025年1月24日時点）、大きな話題になりました。

日本国内にとどまらず海外の方々からも注目されており、アメリカの一部掲示板サイトでは「凄すぎる」「ピッチングマシンのように精密なサーブだ」「まさにアタックNo.1。」などと大きな反響を呼んでいるようです。

はたして、気になるその練習風景とは…？

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こ、これはまさに圧巻…！思わず見惚れてしまうくらい巧みなボール出しですよね。

監督が放つ熟練のサーブもさることながら、それを受ける選手たちの動きも流れるようにスムーズ！なるほど…これは、「凄すぎる」「ピッチングマシンのように精密なサーブだ」などのコメントが寄せられたのも当然かもしれません。

現在、世界中から注目を集めていることに対し、富の原バレーボールクラブ（公式）の関係者の方々はどのような思いを抱いているのでしょうか？今回は、富の原バレーボールクラブの保護者の代表者さんに詳しいお話を伺ってみました。

「あまりに普通の事だったので、なんで？という声もありました」

---今回のご投稿に対し、海外では「凄すぎる」「ピッチングマシンのように精密なサーブだ」と反響をうけていることについて、どう思われましたか？

「反響を知り率直に怖い…と思いました。今まではチームを知り、応援してくださる方が見て下さってると思っていたので」

---たしかに、急に注目されるとびっくりしてしまいますよね…。

「その反面、監督のボール出しに関心を持って頂き、とても嬉しかったです！当たり前に練習していたので、ありがたいなとも思いました」

---こ、これが当たり前だなんてすごいですね…！こちらのご投稿後、周囲の方々や生徒さんからはどのような反応がありましたか？

「近所の方や、娘の知り合いから聞かされることが多く、あまりの反響に心配もされましたが、凄いねと声をかけて頂きました。チームの選手や保護者は、あまりに普通の事だったので、なんで？という声もありました」

---ふ、普通の事じゃないように思われます…！

---数々の大会で素晴らしい成績を残されておりますが、強さの秘訣を教えていただけますでしょうか。

「強さの秘訣…かどうかわかりませんが。小学生はゼロからのスタートなので、どれだけボールを触るか。を大切にしています」

---それはなぜでしょうか？

「沢山触って、ボールをあげる時の感触や体の使い方を覚えて欲しいからです。回転率を良くするために、あの動画のように同じ場所に速くボールを出しています」

---なるほど！

「しかし、試合に勝つのはまた別だと思っています。会場の雰囲気や相手やその時の状況などでいつものプレーが出来なくなるからです」

---試合で勝つために、普段の練習で気をつけていることはございますか？

「練習の雰囲気も大切だと思っています。監督の作り出す練習の雰囲気は、試合の時のような緊張感があります」

---興味深いです…！普段の練習風景を見て、保護者の代表者としてどのような感想を抱かれていますか？

「見ているだけでもとても楽しいです。いつもの練習でも、いいプレーが沢山でます。練習後の子供たちの表情はとても清々しいです。そういう気持ちで練習をさせてあげる事はとても大切だと考えています」

---普段から緊張感を持って真摯に取り組んでいるからこそ、投稿の動画のように、見た人を驚かせる練習風景が生まれたのですね。・素晴らしいお話をお聞かせいただき、ありがとうございました…！

世界中を驚かせた富の原バレーボールクラブ（公式）さんの「いつもの練習風景」。それは、彼らが数々の大会で素晴らしい成績を残している要因の1つにもなっているのかもしれません。

取材協力：富の原バレーボールクラブ（公式）（@team_tominohara）さん