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「面白くない」と言われ殴り合いの喧嘩になった【大御所芸人】とは?とろサーモン久保田が激白

  • 2025.12.29
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2018年撮影、東京都内で行われた「ドリームアワード2018贈呈式」に出席したお笑いコンビ・とろサーモンの久保田かずのぶ(C)SANKEI

お笑い界には酒豪と呼ばれる芸人が数多く存在しますが、なかには伝説となった人物も少なくありません。そんなエピソードを語ったのが、とろサーモンの久保田かずのぶさんです。自身の大阪時代を振り返り、「鬼ぐらい酒飲む人だった」「毎日のように一緒に飲んでいた」と明かしたのが、ある大御所芸人でした。

その人物は、とにかく酒に強く、酔ってもなおテンションが落ちることはなく、飲みの場を盛り上げる存在だったそうです。しかし、事態は思わぬ方向へ。久保田さんは、その瞬間「こいつ、死んだな」と直感したといいます。果たして、その大御所芸人とは一体誰なのでしょうか?

とろサーモン久保田がスナックで目撃した、酒豪すぎる“大御所芸人”といえば?

さてここでクイズです!

とろサーモン久保田がスナックで目撃した、酒豪すぎる“大御所芸人”といえば?

ヒント…

  1. M-1グランプリの初代王者であり、関西を代表する実力派漫才コンビの一人
  2. モノマネや鉄道好きでも知られ、数々のバラエティ番組で活躍。酒好きとしても有名だった

「あ、コイツ死んだな」

答えは…中川家・礼二さんです!

このエピソードは、2022年2月9日に放送されたテレビ朝日とABEMAが共同制作する『“ネオバズ”水曜日「2分59秒」』でとろサーモンの久保田さんが語ったものです。

久保田さんは大阪時代、礼二さんと頻繁に飲みに行っていたそうです。そのなかでもとくに印象的だったのが、あるスナックでの出来事でした。そこは40~50歳前後の男性スタッフが働いており、彼らは白塗りの厚化粧に麦わら帽子という強烈な格好で接客していたそうです。

ある日、二人が訪れたスナックで、新人スタッフの“パンダ”という人物が接客を担当しました。パンダさんは白塗りで目の周りを黒く塗り、ヒゲが見えているという独特な風貌でした。

しかし、パンダさんは礼二さんに向かって「最近、礼二、お話面白くないね」と言い放ったそうです。この大胆すぎる発言に久保田さんは「あ、コイツ死んだな」と思ったと振り返りました。そして、次の瞬間には“クローズ(不良漫画)”のような状況になっていたと明かしました。

「礼二はすごかったらしいな!」

久保田さんはその後、礼二さんと一緒に別の店に行こうとしましたが、礼二さんがタクシーの中で「右や、左や」と無茶苦茶な指示を出し続けた結果、気付けばまた同じスナックに戻ってしまったのです。

「またパンダがいるのでは…」と不安に思ったようですが、店長に確認すると「大丈夫」とのことで、そこで再び入店しましたが、店長が「新しい子がおんねんなー」と新人スタッフを手招きした瞬間、目の前に再びパンダさんが現れたのです。

久保田さんは「コイツ、死んだな」と再び思いましたが、驚くことにパンダさんはある方法でその場を切り抜けたそうです。そのオチにスタジオの千原ジュニアさんや日向坂46の佐々木久美さんも大笑い。

その頃、千原ジュニアさんはすでに東京に進出していたため、礼二さんの酒豪っぷりを直接見たことはなかったそうです。しかし、「礼二はすごかったらしいな!」と東京までその噂が届いていたと語っていました。

現在では、礼二さんはお酒をほとんど飲まなくなったそうです。ジュニアさんによると、その理由は“奥さんと出会ってから”なのだとか。スタジオは一変して、ほのぼのとした雰囲気に包まれていました。

エピソードを知るとより好きになるかも!

かつて酒豪として名を馳せた中川家・礼二さんは、大阪時代にとろサーモンの久保田かずのぶさんと頻繁に飲み歩いていたそうです。礼二さんは、飲みの席でのトーク力にも定評があり、周囲を楽しませる存在でした。

かつての豪快すぎる酒癖は、周囲をヒヤヒヤさせることもありましたが、礼二さんのトーク力や愛されるキャラクターゆえに、笑い話として語り継がれています。現在は温厚な姿が印象的ですが、芸人仲間の間では「昔の礼二さんは凄かった」と語り草になっているようです。


※お酒は20歳になってから