陣痛が怖い妊婦→義母に『無痛分娩』の相談をすると…返ってきた予想外の言葉に「産むのは私なのに…」

現役助産師である、おたんこ助産師（＠otanko_mw）さん。働いている時に経験した出産話や友人から聞いた体験談をInstagramで発信しています。

今回は、おたんこ助産師さんのもとに寄せられた、陣痛に関するエピソードです。

痛みに対する価値観

そのエピソードを寄せた女性は、1人目のお子さんを妊娠したとき、陣痛が来ることが怖くてたまらなかったのだそうです。怖がりで痛みに弱いと自覚している彼女は、陣痛のことを考えると夜も眠れないほどでした。

そこで夫に無痛分娩にしたいと相談したところ、出産について詳しくなかった夫は義母に相談。その翌日、義母がやってきて、「痛みを味わってこそ愛情が湧くってものなのよ…！！」「みんな耐えて産んでるのよ」と反対してきたのでした。

女性は仕方なく「わかりました…とりあえず頑張ってみます…」と答えます。すると義母は「応援してるわ。頑張ってね」と笑顔を見せたのでした。

「実際に産むのは私なのに…！！」という女性の心の声は、今の時代を生きる多くの女性の気持ちを代弁しているのではないでしょうか。この義母のセリフに、出産とはいったい誰のものなのか、あらためて考えさせられます。

Instagram：おたんこ助産師（＠otanko_mw）