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意外に間違える人が多いかも…?「−6+(−6)+(−6)+(−6)」→暗算できる?

  • 2025.2.14
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皆さんは「負の数の計算」は得意でしたか?
どちらかというと正の数の計算の方が得意という意見の方が大多数だと思います。

それもそのはず、負の数の概念が少し分かりにくいので問題も解きにくくなってしまいます。

今回も負の数をふんだんに使った計算問題ですが、あることを利用して普通の計算問題よりもスマートに解いていきます。

どうやって解いていくのか考えてみてくださいね。

問題

次の計算をしなさい。
−6+(−6)+(−6)+(−6)

全て同じ負の数で構成された足し算の問題です。

解説

この問題の答えは「−24」です。

本来であれば、カッコを外す作業を通してから計算するのですが、登場する数が−6だけであることを利用して式を変形して解いてみたいと思います。

最もスマートな解き方の一つは置き換えをして解いていく方法です。

置き換え
・同じ数を一つの文字に置き換えて式を整理する。
・式が簡単な形になったところで、元の数を当てはめて答えを出す。

今回は−6を□として式を整理してみましょう。

−6+(−6)+(−6)+(−6)
=□+□+□+□
=4×□

ここまで整理出来れば、□=−6を当てはめていきましょう。

4×□
=4×(−6)
=−24

これで計算は完了しましたが、慣れれば置き換えのステップを省略して解くことも出来ます。

−6+(−6)+(−6)+(−6)
=4×(−6)
=−24

全て同じ数の足し算であることを利用して掛け算の形にまとめることで計算を楽にすることが出来ました。

まとめ

負の数の計算でしたが、掛け算にまとめることで計算ミスをする可能性を減らすことが出来ました。この置き換えの方法については、問題の式が長ければ長いほど有効な方法になります。ぜひこの方法をマスターしてくださいね。

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):うおうお

数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。


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