四則(足し算・引き算・掛け算・割り算)が組み合わさった問題を正しく計算することができますか。計算の順序を間違えると正しい答えが得られません。
この記事の問題に挑戦し、正しい理解ができているか確認しましょう。
問題
次の計算をしなさい。
8÷4+8×4−8
足し算・引き算・掛け算・割り算と、四則演算がすべて含まれています。
計算の順序に気をつけましょう。
解説
今回の問題の答えは「26」です。
途中の計算式は次のようになります。
8÷4+8×4−8
=2+32−8
=34−8
=26
計算のポイントを確認していきましょう。
通常、計算の順序は次のようになります。
<計算の順序>
(1)掛け算・割り算の計算
(2)足し算・引き算の計算
つまり、はじめに計算するのは「8÷4」と「8×4」の部分ということになります。
掛け算・割り算の計算
掛け算と割り算をそれぞれ計算すると次のようになります。
8÷4=2
8×4=32
これによって、元の式は「2+32−8」となりました。
足し算・引き算の計算
足し算と引き算の優先順位は同じなので、前から計算します。
2+32−8
=34−8
=26
以上より、答えは「26」です。
まとめ
今回紹介した問題は、小学校で学習する問題の中でも基本となるところです。計算が苦手な方は、電卓を使わずに自分自身で計算する習慣をつけましょう!
ぜひ、他の問題にも挑戦してみてくださいね。
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」
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